トランセンドはいい競馬ができました。トシナギサが引っ張ってくれてフサイチセブンが早目に先頭に立つ形でゆるみがなかったことが一番の勝因です。この馬の京都の５００万下、新潟の麒麟山特別、レパードＳはいずれも速いペースで緩みのない競馬を押しきるものでしたが、エルムＳは向こう正面でペースが緩んでしまって負けてしまいました。
今回はさらに縦長で揉まれないように乗ったアンカツの好騎乗。直線も併せる形にしなかったのが良かったのかもしれません。

この馬の強みは自分でペースを作らなくても競馬をできるということです。この路線はアドバンスウェイ、ウォータクティクス、トシナギサというハナに行かないと力を発揮できない馬が揃っているのでなかなかペースが緩みづらい。よってこの馬のペースが自ずと生み出されるでしょう。この馬が出走するときに上記３頭が共に出走するようなら狙っていきます。


フサイチセブンは今回は相手が悪かったですね。それでも３着以下は完封してますから力上位は間違いないでしょう。パドックでは固い歩様でした。調教も動いていないのでもう少し暖かくなってくるともっと強い競馬ができるのかもしれません。


３着以下に敗れた中では特に注目すべき馬はいませんが、マイネルアワグラスとインバルコはいい脚できてるというよりは後ろにいた分拾えた着。ピイラニハイウェイはついて行った分下げた着。この３頭はオープン特別の常連さんになっていくのでしょうけど、トランセンド他スピードで圧倒する馬たちが出走した場合は苦しいでしょう。メンバー次第では浮上できそうですが。

02/14 20:14　回顧アクセス：1405