テイエムキューバ、フェブムービング、グッドルッキング辺りが果敢に前へ。アースソニックは圧倒的人気、内で中段待機の構えでした。２番人気のスギノエンデバーは少し下げたところで後半に力を温存。

　12.2 - 10.7 - 11.5 - 11.3 - 11.1 - 12.1

　最初の１Ｆは上り坂のスタートであることを考えると速い。下りになる２Ｆ目も速いラップ、１２００では速くなりがちな区間なのですが、先行争いは、まずまず激しいものだったと言えるかと思います。

　それでも、途中からちょっと落ち着いたのと、芝の状態が良かったのも有るのでしょう、坂を上がって厳しい追い比べにはなりましたが、最終ラップもそれほど落ちていません。その前の１１．１は坂を考えるとかなり速いです。

　アースソニックは坂を越えて先頭に出ると、追いすがってくるアンプレシオネを首差振り切り勝利。３着のスギノエンデバーは最速の上がり。

　厳しいレース、このクラスではレベルは高い力比べになったと思います。
　勝ったアースソニックは地力の高さを見せましたが、器用さを求められるコースでも対応できるかが疑問。今後も人気するでしょうから、過信は禁物かと思います。

　２着に人気薄のアンプレシオネ。思い切った距離短縮に挑んで２戦目、７歳牝馬が驚きの戦果を挙げたと思います。
　距離に慣れたこと、若干絞れたこと、スタミナの居るコースだったことなどが良く作用したと思いますが、人気薄のままなら、押さえてみるのはいいかも知れません。

　スギノエンデバーはオープンでも好走のあった馬。自在性はあるものの、底力が求められるレースになるとこのクラスでも、ちょっと足りないのか？
　しかしながら、悪くても３着という見方も出来、このクラスで切って良い馬では無いと思いました。人気が下がったときは積極的に狙っていいと思います。

07/15 16:41　回顧アクセス：2233