レースレベル２･･･
酒井騎乗なのに中山で差し勝ちできるのは他馬のレベルが低い証拠。
よって「２」とする。

○…アロマティコ
馬には能力はある。だが、同馬が好走できないのは騎手の起用順が最悪だから。
福永息子で準オープンを勝ったのが最初のケチの付け始めで、この時点で回りのジョッキーが援護しないと勝てない癖を馬に覚えさせてしまった。これに最悪をいや増したのがエリザベス女王杯で三浦を起用して３着になったこと。関東のヤラセ小僧での好走で完全に馬が他馬の援護ありきでしか走れなくなった。
したがって、次走以降で鞍上を外人騎手か岩田にして一度馬に底力を発揮させるようにすれば北村のような中途半端な結果にはならないと推察する。
その条件を果たせばその後もっと結果は良くなると判断して２走目以降期待の狙い馬としておく。

○…フーラブライト
酒井で差し勝ちできるのだから馬に能力があるのは一目瞭然。
ただし酒井の技量では馬の能力を常時万全に発揮することは不可能なため、斤量増加や牡馬との対戦になれば騎手が足を引っ張って負ける可能性が大となるだろう。
よって今回の好走で次走人気になることを思うと危険度もあるので能力はあるものの次点の狙い馬までとする。

Ｘ…キャトルフィーユ
Ｘ…ケイアイエレガント
キャトルフィーユは馬の能力を騎手が足を引っ張っての好走でケイアイエレガントは馬の不足を騎手が補っての好走。
したがって、今回はどちらもマグレの好走と言えるからには次走は共に危険馬と判断する。

※騎手の起用順で馬は良くも悪くもなる！
本当にアロマティコが弱かったら愛知杯はまだしも府中牝馬Ｓで１番人気に推されることはないだろう。
アロマティコが馬券にならなかったことで、騎手には起用すべき順番があることがよく分かるのではないだろうか。
福永→三浦→北村友→北村宏というように、先に援護ありきジョッキーを乗せたせいで馬が手を抜く癖が付いてしまったのだろう。何しろ福永と三浦は、口では馬の能力を発揮させるのが仕事だなどと言いながら、実際には他の騎手の援護によって勝たせてもらっているため馬が全力で走らなくなるのである。
今回のアロマティコはその最悪例で、馬が手抜きを覚えたために走りが甘くなっているから好走＝馬券になれないのである。
福永息子と三浦が騎乗したことで馬が能力を発揮し難くなってしまったからには、一度全力を発揮させる必要があり、それができるのは外人と岩田と戸崎のいずれかに騎乗させるしかないだろう。
ちなみに、小牧と内田博は完全に中央に取り込まれているので馬に全力を出させるマネはできない。(小牧はその実力から、内田博はやりすぎたので控えさせられているから…でなければゴールドシップがあそこまで落ち込むことはないだろう)
騎手がベテラントップジョッキーに乗り変わって馬が好走するのはこの条件が当てはまるからである。

03/16 16:59　回顧アクセス：1108