デイジー賞は確かにそこそこ強い勝ち方でしたが、指数的にＯＰクラスでは微妙なディープジュエリーが１番人気、かつ、特にレベルの高くないミモザ賞上位のダイワミランダが２番人気と、妙味がありそうなメンバーで、一度予想をしようかと調べたのですが、指数１位のフローレスダンサーが大外に入っていて、しかも調教が悪く調子にリスクがあったことから、結局はディープジュエリーが勝つ可能性が最も高いと判断し、回避した経緯がありました。

　展開は実質スローに近いミドルペース。ラスト４Ｆが11.9-11.1-11.3-12.2と、それなりに動き出しは早めで、最後に前が急失速したので有力馬が届いた形。指数下位だったトーセンナチュラルの激走には驚きましたが、ブルローネあたりは上位と指数差がそれほどなかった（２～３程度）ので、単純に上位に入った馬も強くはないという見立てで良いと思います。

　ディープジュエリーは強いライバルがいなかったこと（フローレスダンサーは調子落ち）で３連勝となり、ディープインパクト産駒でもあり、オークスに向けても少しは注目されるのかもしれませんが、内容的には既に述べたとおり特に強くはなかったです。指数的には、青葉賞で言えばウェスタールンドと同じくらいで、フローラＳで言えば上位３頭と同じくらい（フローラＳ組も強くないということです）。

　他の馬も、条件戦クラスで穴になる可能性がありそうな馬はせいぜいテルメディカラカラまで。フローレスダンサーは調子が戻ればもちろんＯＰクラスまでで馬券になる可能性はありますが、他は厳しいですね。

　次走狙い馬はおらず、次走危険馬は３連勝によりオークスでも５番人気くらいになりそうなディープジュエリーと、今回のパフォーマンスを信用できるのか不明なトーセンナチュラルで。

05/03 21:16　回顧アクセス：1052