テン２Ｆ目が10.7と速かったものの、３Ｆ目以降は12秒台が続き、ラスト４Ｆ目から11.9-11.4-11.9-11.6とある程度持続の末脚が求められる展開となりました。中弛み判定はつかなかったので、全体としてはミドルペースの判定となります。

　勝ったのはサトノラーゼン。正直、持ち指数がメンバー中５位くらいだったので軽視妙味かと思っていました。道中は内目の５番手くらいを追走し、残り400mからしっかり追われて抜け出しました。ディープインパクト産駒の成長がここにきてという感じでしょうか。まだ半信半疑ですが、今回の指数は青葉賞馬レーヴミストラルとほぼ同等ですので、ダービーでも馬券圏を狙える値です。ゲート出が良いので、本番も先行できそうですし、展開利を受けられる可能性も高いでしょう。

　ポルトドートウィユは、昨年は鋭かった決め手が最近甘くなってきていて、今回も上がり３位で２着まで（若葉Ｓでも上がり３位）。調子が戻っていないのか、成長が止まっているのか。指数的にはサトノラーゼンとほぼ同等なので、通用しなくはないと思うのですが、京都新聞杯２着からのダービー好走は2000年以降皆無というのはデータ的に気になるところです。

　次走狙い馬は外を回した中では最先着をしているシュヴァルグラン。危険馬は内にいたのにスピリッツミノルにも遅れたレントラーで。

05/10 22:28　回顧アクセス：1245