土曜日の東京馬場を見る限り、内を通った馬が有利です。ただ、少々時計が早いかなというぐらいで高速馬場というわけではありません。日曜にはもっと時計の掛かる馬場状況になるでしょう。

展開的にはヤマニンイグナイトとサケダイスキの先行争いは確定です。両馬ともハナ志向が強いのですが、外枠を引いたヤマニンイグナイトが行くことになると思われます。
人気がダンスアジョイ、アブソリュートの追い込み型なうえに、先行馬2頭は前半飛ばせるタイプであり、1コーナーまでの距離が短い東京1800で外枠のヤマニンイグナイトが少々無理してでも行くでしょうから、2頭が3番手以下を大きく離した展開が濃厚。

さて、今の東京馬場の状況で外から差しきれるでしょうか。差し馬勢が人気馬2頭をマークする展開になれば、仕掛けを遅れさせられる恐れがあるうえに、逆に前を捉えるために早く動きすぎてラスト止まってしまうこともありえます。小頭数とはいえ、人気馬は大外を回して簡単に届くほど強いとは思えません。

そう考えると、ヤマニンイグナイト・サケダイスキが逃げ残る展開の方が考えやすいです。勿論やりあっての共倒れも十分にありえますが、両馬が内枠と外枠に分かれたため順序が決まりやすい・騎手が後藤と吉田豊のような仁義なき戦いに発展することは多分ない、ということでこの2頭に期待します。

上にとるのはハナに行きそうで、かつサッカーボーイ産駒の苦手な重・やや重での好走が目立つヤマニンイグナイト。
サケダイスキも前走はスローでの瞬発力が要求されたレースで、オペラハウス産駒の苦手なレース。それでも勝ち馬から0.5差というのは悲観すべきでない内容であり、休養を挟んで馬の状態は上がってかつ叩き2戦目という理想的なローテーションです。
極端にスローになることはないでしょうし、また2番手が無駄に脚を溜めてしまい上がりだけの競馬になることもないでしょう。

次点はロングスパートが得意なワルキューレで、距離延長とハイペースがマイナスになりそうなラズベリータイムは消しです。
10/26 06:11

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