展開はやや不確定要素は孕んでいるもののメテオロロジストがこの枠なのでハナを窺うだろう。その内のバックトゥジエース、更に内からバトルドンジョンの出方も鍵。

◎スタッドジェルランも阪神2000巧者だろう。昨年の仁川Ｓでゴルトブリッツには離されたものの13.0 - 12.0 - 11.7 - 11.4 - 12.3のラップで２列目からしっかり抜け出し２着を確保。ピーク前だったとはいえグランドシチーやデスペラードを押さえてのものだから普通に高い評価が必要だ。前走でも叩き２走目で12.9-12.3-12.2-12.3-12.9の流れで外から追走と苦しい流れでもＬ１しっかり最後まで伸びての２着は勝ちに等しい。ここはグランドシチーとは2kg差あるわけで、この相手ならば力最上位。


〇グランドシチーはこの相手なら状態さえまともなら確実に上位に食い込んでくれるとみる。まずこの馬の個人的な見方としては、本質的には長距離向きのロンスパ馬。東海Ｓでは基礎スピード不足で追走に苦労していたが12.2 - 12.4 - 13.0 - 12.5 - 12.7のラップ推移で直線序盤では凄くいい脚を使えていた。フェアウェルＳでは中弛みがありペースアップも早く12.3 - 11.8 - 12.7 - 13.1 - 12.6のラップ推移で大外から鋭く突き抜けている。ここからもできれば一貫ペースではなく道中緩んで、そこで脚を使わずじわっと前との差を詰めたいタイプ。1700ｍでもエルムＳで好走しているがローマンやエスポには遠く及ばないところで脚を使っていた。課題はこの脚をどのポジションでで使えるか。その点で阪神2000はベスト条件になるとみている。２角過ぎでほぼ間違いなく緩むコースで、そこからのロンスパ戦、或いはトップスピード勝負になる。この馬はどちらにも高いレベルで対応できるのでここは確実に上位に来るとみている。前走馬体減は気になる材料だがここなら58kgでもという所。


△バックトゥジエースは前走出遅れが全てなのだが今回一気に人気を落としすぎだろう。赤富士Ｓで13.1 - 12.7 - 12.0 - 11.7 - 12.2のラップ推移で抜け出しているわけで、阪神2000の中弛みからの加速戦自体は合っているはず。芝スタートに多少不安はあるがこの枠なのである程度には付けられそう。嵌れば。


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03/03 14:30

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