セキショウがハナを主張しそうなメンバー構成。番手にキャトルフィーユ、マコトブリジャール辺りかなと。外枠から切り込む形で隊列を作っていくので、基本的にはペースはそんなに上がらないかなという気はするが、セキショウは飛ばして何ぼの馬なので、スローには持ち込みたくない。その点で中京2000だとどう進めて行くか読みにくい面もあるので平均ペース前後で想定しておきたい。



◎シャトーブランシュは根本的にポテンシャルタイプのバテ差し馬。前走の秋華賞はややスローから12.3-11.9-11.8-11.8-11.9の流れでポジションを押し上げられないまま直線を向いてしまった。最後までしっかり伸びてきてはいたがＬ１もそこまで落ち込まなかったしこの馬のポテンシャルを活かせないまま終わったという内容。中京の2000ｍなら坂の下りからのロンスパ戦になる可能性が高いし、セキショウがペースを引き上げても消耗戦ではローズＳでＬ１バテ差を利かせて高いパフォーマンスを見せてくれた。ここも秋華賞組と距離不安の古馬勢が中心なら不安要素が少ない、かつ秋華賞で力を出し切れていない馬ということで積極的に狙いたい。


〇オールザットジャズは単純に力を評価してのもの。マイネイサベルとはよく戦うのだが、こちらはポジショニングと要所のギアチェンジを武器にすっと動いて出し抜く競馬が多い。また、クイーンＳのようにペースが上がってある程度追走に脚を使わされてもしぶとく粘れる基礎スピード面の良さも持っているので、ペースが上がったとしても対応できるのは魅力。昨年の愛知杯では12.5 - 12.0 - 11.5 - 11.0 - 12.1のラップ推移で軽ハンデ馬２頭が12.5 - 12.0 - 11.5 - 11.0 - 12.1のラップ推移で逃げ切る競馬を好位から１頭伸びてきての競馬。前走のエリザベス女王杯は13.2 - 12.7 - 11.7 - 11.6 - 11.2とＬ１最速戦でポジション悪く内内にこだわって最悪の競馬になったし度外視していい。バルザローナはまだ日本の競馬には慣れていない感じはするが、中京の下り坂からの競馬になれば、福島牝馬Ｓで見せた要所の脚は非凡。後は３歳勢との対決だが、秋華賞の走破時計から比較してもそんなに強敵とは思わないので。


続きは↓
12/14 14:58

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