展開は結構読みにくい。キタサンイナズマは前走見る限りダートスタート、坂スタートでゲート自体がイマイチだった。ここで行けるかどうかは微妙。外枠にタナトスが入ったので、元々逃げても良いこの馬がある程度は出して行く。その内からアルムダプタ、アントニオピサが主張で、プラントハンターが外から競りかける形。結局タナトスは２～３列目の外で落ち着きそう。序盤はある程度ペースが上がりそうで、平均～ややハイペースとみておく。



◎ヴァンガードは前走がかなり強かった。ペースもそこそこ早く、1000通過が63.0とややスローかなと言うぐらいだが、そこから13.0 - 12.2 - 12.2 - 12.5 - 12.5 - 12.7と向こう正面での仕掛けで一気にペースアップした流れでそとからコーナーで一気に押し上げて直線で抜け出し後続もしっかり封じ切る完勝だった。時計的にも高く評価できる内容。ダートの2敗はいずれも府中で、どちらもスロー気味でトップスピードの質が問われる競馬だった。1800で安定しているのはある程度流れて脚を引き出し切りやすいというのもあるだろう。ポテンシャルは非凡でこのコース、このメンツで上手く捌ければ力は1枚上。


〇タナトス
力関係的に強敵は多いが、適性で一歩リード。この馬の良い所はこのクラスに上がってから中山1800で安定してきていること。前走は時計的には不満だが出負けして11.5-12.0-12.9-13.0-14.3という超消耗ロンスパ戦で外々をぶん回して最後甘くなってのなだれ込み。本来はもう少しいいポジションが取れる馬で、4走前のようにスローからの動き出しもできるし、３走前のようなハイペースでも基礎スピード負けしない。どちらに転んでもやれる馬で、今回は外枠で前を向けるというのも良い材料。相手も底知れぬ馬が多いが、適性で不安を抱える馬も同時に多い。このクラスになると府中の2100ではトップスピード持続力で甘くなるし、総合力の高さを活かせる中山1800で流れに乗れれば。


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04/19 14:31

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