レースレベル４･･･
「勝つべき馬が勝ち、馬券に成るべき馬がキチンと馬券に成っただけ！」と言えばそれまでだが、人気で収まったレースはそれだけ馬の能力が高いと言う証拠であり、中でも最も内容ある競馬をしたと思われたのが武豊の騎乗で２着狙いをキッチリ果たしたフィエロの卒のない競馬と見た。
それなら「５」にしても可笑しくはないのだが、それでも今回のメンバーは現時点ではＧ３級上位組メンバーの集まりと思われるのでワンランク落として「４」と評価した。

○…フィエロ
勝ち馬が前走自ら騎乗して試走させた日本ダービー１番人気であり、今回の武豊はあくまで主役(ワールドエース)を立てる競馬をしたと判断。
よって次走は同馬自らが主役となる存在と思われるので狙い馬筆頭とする。
【またワールドエースと対決したら２着目かもしれないが…苦笑】

Ｘ…ワールドエース
２着馬には騎手の立場で先着できただけと思われるが、その他とはあきらかに“格の違い”を見せたと言えるだろう。
しかしながら、同馬の問題点は全て鞍上に誰が起用されるかであり、もしも同馬を一度オシャカにした騎手が再騎乗するようなことになると「たとえ勝ったとしてもそれはヤラセ勝ち」としか評価できなくなってしまうからには、いくら今回のレコード勝ちが素晴らしいものでも不安は拭えないところ。
おそらく次走は安田記念になるだろうが、今回のレコード勝ちで人気の一角間違いなしと思われるからには、上記のもしもが起こった時に限っての次走危険馬としておく。
【別に何度でも出れる安田記念など福永息子が勝っても構わないくらいのＧ１レースなのだが、心情的には同馬を無冠に終わらせた元主戦など二度と同馬に近づかないで欲しいと思う次第！…それに安田記念でも来て当然の存在になるからには馬券的妙味がないのがつまらないもんで…苦笑】

それにしても、初のマイル戦で＋16kgの馬体増にも関わらず同馬が先行競馬したのには驚かされた。
過去に騎乗してたジョッキーは一体同馬に何をさせていたのかつくづくバカタレだと思ったから。
【シュタルケが４・５番手に位置取った時に『同馬の勝ちだ』とすぐに分かった。なぜなら脚元に不安のある馬が初のマイル戦で好位置を取れる訳がないから。だから福永息子の追い込み一辺倒で同馬が故障したと断言できるのである。彼のような思考力の浅いジョッキーがトップにいるから今の中央競馬は外人ジョッキーに好き放題乗り変わられるのだ！】

※和田や池添に期待したのが我が身の不徳･･･
逃げるレッドアリオンをマークしながらの競馬まではまだ許せるが、後ろから差されたのは仕方ないにしても逃げた馬を捕まえられなかったのには本当にガッカリさせられた。
たしかに同馬の近走は人気薄ばかりだったので負けるのは仕方ないのだが、せめて若い川須の逃げ馬くらいは交わして欲しかった。
全ては和田竜二の先行馬経験値を過大評価した我が身の不徳！
彼の敗戦は、いかに今の競馬学校卒ジョッキーに腕の差がないかを如実に表していると言えるだろう。
過去にマイルＣＳで大穴２着を出した彼のペース判断力が全く見られなかったことが悔まれてならない。
【でも逃げ馬を交わせなかった責任の半分は調教師側にあるのがせめてもの救いであり、おまけに脇役なのに意外なほど人気になった(５番人気)のも和田には向かない状況になったとも言える。なぜなら彼の役回りは人気薄で馬券に食い込む時がある“関西版の田中勝”と思っていれば間違いないのだから！…苦笑】

それにしても川田が３着になってしまったことで全く旨味のない馬券になってしまったのが惜しまれる。
【池添の先輩風に期待したのも我が身の不徳。さすがは“オルフェー添”だけのことはある！あっ！…和田も“テイエムオペラ和田”だった！…苦笑】

04/27 17:53　回顧アクセス：2121