出走してくればレースの質が変わってきそうなヤマカツライデンがこれまでのような走りをしてくるかどうかが鍵となりそうです。芝の中距離以上を使われるようになって成績が安定・連帯を続けていますが、これは何無く先手を取れる馬の良さは勿論ですが、松山が（シンボリクリスエスに母父ダンスインザダーク）というステイヤー資質のありそうなロベルト系を、ラスト６～７Ｆから早々にペースを変調させ（捲り防止と後続に脚を使わせる為に）、スローからのロンスパ戦で馬の特性を活かして好走させてきたというのが実際のところかと思います。・・・なので池添でも悪くはありませんが、良さを引き出し続けた松山の方がいいのかなという感じはします。
先手を奪い、離し逃げや早めにペースを上げたりしてくる場合、昨年のような上がりの競馬とは全く違う質のレースになり、スタミナ・ステイヤー資質を持った馬、若干上りが係って走ってくる馬から入りたいところです。

◎ラストインパクト
ディープ産駒ながら、スローからの瞬発力戦よりは、イーブンペースや締まった流れ（金鯱賞、ジャパンカップ等）で良さを見せてくる点や、当レースで一昨年勝利時、春の天皇賞４着時に見られるように京都は下りからスムーズに伸びているような印象を受け、コース自体が合っていると思われます。
ディープに母父ティンバーカントリー（ウッドマン）は京都２４００の好走血統、母方にはナリタブライアン・ビワハヤヒデを産んだ名牝パシフィカス、アルマームードのクロスを持つ馬もよく走るレースであり、この馬から。

〇キタサンブラック
前走宝塚記念、阪神内回戦をあのペースで行って３着に残る事自体強い証拠。

▲タマモベストプレイ
昨年のようなレースなら最下位に沈んでもおかしくありませんが、ヤマカツライデンが引っ張ってくれるならというところ。
フジキセキ産駒で母方に母父ノーザンテースト、母母父にハンプトン系のディクタス。粘りとスタミナが特性。

△ヒットザターゲット
ロンスパ戦やスタミナを問われるレースとなれば怖いのが後方で脚を溜めてくる馬。２０１３年の当レースでの勝ち馬でもあり、ラスト６Ｆからペースアップした消耗戦ぎみのレースを制しました。
血統的に良いのは母父にグレイソヴリン系の名馬タマモクロス、母母父に優れたスピードを持つニホンピロウィナー（サーゲイロード系）がある点です。
10/07 01:22

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