マルターズアポジーは父ストームキャット系に母父シアトルスルー系、母母父ロベルト系で当コースで逃げ切った実績もあり、またまたアッサリもあり得るとは思いますが、今回はその次に位置取ってくるであろう粘っこそうな先行馬から入りたいと思います。改修後の昨年、一昨年は完全な差し決着でしたが・・・

○ボンセルヴィーソ
あまり弛めず引っ張ってくれる逃げがいれば、この馬の良さは尚更生きそう。メジャー産駒で母父にサクラローレル（レッドゴッド系）、母母父トニービン（グレイソヴリン系）はイメージとしては相当に踏ん張って押せる感覚。今回も人気以上には走ると思われ対抗。

◎ウインフルブルーム
朝日杯FS3着、皐月賞3着で勿論中山適正ある上に母父サクラユタカオーという高打率BMS。長休明けで脚に不安はあるようですが適正妙味で買い。
マイル経験は4戦で、阪神マイルは2歳500万特別戦千両賞をスピードの違いで逃げ切り、2着アズマシャトルに3馬身差の楽勝。次戦は朝日杯FSは46.8-47.9のハイを4番手から進み4角過ぎから力強く推すもゴール前アジアエクスプレス、ショウナンアチーヴに差され強い3着。3戦目はシンザン記念、逃げるミッキーアイルの番手で進めゴール前猛追するも半馬身差及ばず2着。そして4戦目は一昨年の京都金杯、47.5-45.3のスローながら2F目以降はラストまで11秒台を連続させる絶妙の逃げで、こういうレースでは必ず伸びてくるエキストラエンドをクビ差抑えて勝利。
以上マイル全戦（2-1-1-0）でここも善戦必至。


▲ブラックスピネル
昨年2着のカフェブリリアントと同じロベルト系サイアーのタニノギムレット産駒、母父として当コース走るアグネスデジタル（クラフティプロスペクター）からも府中、京都よりも中山向きだと思いますし、スローよりも流れたほうが良さというか強さが出るような気がします。

△ウキヨノカゼ
中山外成績は・・・
フェアリーS→勝馬クラウンロゼからタイム差無し2着。
スプリンターズS→勝馬ストレイトガールから0.2差3着。
ターコイズS→勝馬マジックタイムから0.4差4着。
ニューイヤーS→勝馬マイネルアウラートから0.7差9着。
と、流れても差しが効かなかったニューイヤーSを除けばまあまあの内容。
オンファイアにこちらも高打率BMSフサイチコンコルド（カーリアン）でそろそろ怖いという感じです。
09/09 22:29

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