◎単勝 1番 170円的中

クラシックに向けて各馬が始動、まずは先陣を切ってヴィクトワールピサが本番と同じ舞台に登場。
粒揃いの面々が全馬進めるわけはなく脱落馬が出てしまうのも前哨戦。陣営は馬の路線を見極める時期に入り、馬券の見極めも同様にむずかしい。

比較しやすいレースが前走のラジオＮＩＫＫＥＩ杯２歳Ｓ、３～６着馬（ダノンシャンティー、ヒルノダムール、アドマイアテンクウ、エクセルサス）は次走の重賞とオープン戦で好走している。
いかにこのレースのレベルが高かったかがわかる。それに道中落鉄しての１着はさらにピサの能力を示したものだった。直線でヨレたのも落鉄によるものと考えればハンデを背負いながらの勝利は僅差でも圧勝と思える。
週末の馬場が道悪でも爪とつなぎがこなせる形状に見えるし、走りの重心が後ろ寄りなのも好走要因の一つと考える。
トビが大きく特に前脚が力強いので、それを支える球節は柔軟性が高いはず。
エンジンさえ掛かれば長く脚が使える体形で、柔軟な球節の持ち主は東京や外回りが適切。
今回は少頭数と恵まれ、中山でも捌くのに苦労はなさそうで通過点。

今回が分岐点になりそうなエイシンアポロン。
馬体の割にピッチが速め、背が短く腹が巻き上がり気味で腰高の体形。
前走はわかりにくかったが、ぜい肉が取れすっきりとした今回はスピード優先のような馬体に見える。
前走勝ちに来たゴール前、左右にふらついたのも脚が一杯になったと考えば距離の不安を感じてしまう。
先週からの悪い馬場にもスタミナとスピードが削がれ能力が出せないことを想像してしまう、消しで行く。

アドマイヤテンクウの取り捨てが難しい。
あまり控えると差し届かず、前に行って頑張れるかもどうなのか。
逃げた前走京成杯は前半１０００ｍが６３．２の超スローだから残って当然。
出負けしたラジオＮＩＫＫＥＩは良く差して来たが、ロスのないスペースが開いた内からで勝ち馬とは比較するに値しない。が好メンバーだったことは力上位と認めなければ・・・。阪神未勝利戦やや重１着からタフな馬場はいいでしょう。

ダート勝ち上がりのマコトヴォイジャー。
芝路線ではキレのない直線も善戦はしていた、早い時計なら無理でも道悪なら出番があっていい。
前走１８００ｍダート未勝利戦では好位から１頭だけ３６秒台の脚を繰り出し、２頭で離した決着でその２着馬は次走未勝利勝ち。
坂路を力強く駆け上がる脚性にパワーが感じられる。切れがない分前で粘る形になればこの少頭数を味方につけるかも。
人気馬たちは権利があるのでそれほど先行激化にはならないか、穴で狙いたい。
03/04 21:30

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≪JRA馬主・佐々木主浩本人≫
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