自室にあるパソコンが壊れました。
諭吉さんが二十人ほど消えてしまいますが、不便なので買わざるを得ません。
この出費は庶民にとっては痛いです。欲しいギターとか文庫本とかオタクグッズがあるのに。
かの有名なマリー・アントワネットは言いました。
「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」
かの無名なザプレ基地は言いました。
「お金がないなら菊で稼げばいいじゃない」
よし、ギターは菊花賞を当てて買うとしよう。
以上、9行に渡っての無駄な前置きでした。
過去10年、夏の1000万以上を勝ち上がり、菊でも馬券になったのは合計9頭。
01マンハッタンカフェ(札幌1000万) SS系×リボー系 最速上がり34.9
01エアエミネム(札幌記念) ダンチヒ系×レイズアネアティヴ系 最速上がり34.4
02ヒシミラクル(阪神1000万) ディクタス系×ネヴァーヴェンド系 最速上がり34.1
04デルタブルース(中山1000万) SS系×ノーザンダンサー系 最速上がり34.4
04オペラシチー(小倉1000万) サドラーズウェルズ系×ネヴァーベンド系 最速上がり34.0
07ロックドゥカンブ(ラジオNIKKEI賞) ロベルト系×ノーザンダンサー系 最速上がり34.3
08オウケンブルースリ(新潟1000万) グレイソヴリン系×デピュティミニスター系 最速上がり34.1
08ナムラクレセント(小倉1000万) SS系×マイバブー系 最速上がり34.3
09スリーロールス(阪神1000万) SS系×ロベルト 最速上がり33.6
1000万すら勝てなかった01マイネルデスポット、09フォゲッタブルも馬券になっています。
マンハッタンカフェ以外は34秒前半の上がりを繰り出した実績ありと、
折り合いに専念しなければならない京都芝3000mはある程度の決め手は必要そうです。
周知の事実ですが、SS系ではダンスインザダーク産駒の成績がずば抜けていい。
過去10年で5頭も馬券になっている。「菊はダンス」という格言が出来るのにも頷けます。
あとはスペシャルウィーク、アドマイヤベガ、フジキセキ、ヤマニンセラフィムが1回ずつ。
マイル前後を主戦場にしているフジキセキやニホンピロウイナー産駒が好走しているのだから、
血統はそこまでこだわる必要がないのかも知れませんね。
こんなことを言っちゃうと、「お前は血統派じゃないのか? アァン!?」と怒られそうですが。
さてさて、今年の上がり馬はどのようなのがいるのだろうか?
短評付きでメモっておこう。
トウカイメロディ
青葉賞はキレ負けして6着(1.3秒差)だったが、
HTB賞(函館芝2000)、みなみ北海道S(函館芝2600)、札幌日経OP(札幌芝2600)と3連勝。
OP2戦は早めに動いて4角で突き放す、スタミナがない馬には出来ない芸当だ。
上がりも山吹賞で33.6秒を計測すると申し分ないが、懸念は血統。
父チーフベアハートはマイネルキッツやナムラマースなど、タフな馬場が得意な産駒が多い。
エリモハリアーで有名な凱旋門賞馬ジェネラスが母父と、こちらも洋芝適性が高い。
母に流れるリアルシャダイもスタミナの塊と、高速馬場であろう京都が合わない恐れがある。
自分から動き、ズブズブのスタミナ比べに持ち込めば大チャンス!
ヤマニンエルブ
逃げを覚えてから馬が変わった。
未勝利で惨敗し続けていたが、未勝利、500万、1000万と破竹の3連勝。
前走(新潟芝2200)はスローに持ち込み、終い2Fを11.0-11.4纏めて7馬身差の大楽勝。
しかしこの3走はどれもヨーイドン。菊花賞は4F~5Fぐらいのロングスパート勝負が多いため、
この内容では強調材料にはならない。父サッカーボーイは平坦巧者が多いディクタス系。
ミキノバンジョー
小倉で古馬相手に2連勝した。どちらもワンペースなので持久力はある。
相手に恵まれた感が強いので、次走(セントライト記念)の競馬次第で。
リリエンタール
父は日本の夢を壊した凱旋門馬モンジュー。
母も重たいドイツ血統で、勝ったレースは渋馬場と洋芝の札幌。
セントライト記念では買う予定だが、京都の馬場が合うようには思えない。
シルクオールディ
最大の惑星はこの馬かも知れません。
後方からの競馬じゃ勝てない。試しに前に行こう。
そんな感じで早仕掛けした未勝利戦(新潟芝2400)は終い4F勝負になり、3馬身差の楽勝。
北海道シリーズで元鞘の四位に戻り、早め抜け出しの競馬で2連勝。
母系は推せませんが、父は菊花賞馬マンハッタンカフェです。
瞬発力勝負は向かないタイプなので、神戸新聞杯は惨敗するかな。
誰が乗るのか知りませんが。柴原に戻っちゃったりして。
ビッグウィーク
特に書くことがありません。バゴ産駒ですが母が短距離馬です。
こんな感じでしょうか。まだ余裕があるので狙える馬が出てくるかも知れませんね。