競馬必勝法考(4)

06 三分割三倍法

 次に、「馬券投資法」氏のブログでは紹介されていないが、「転がし方式」の購入法を紹介する。転がし方式というのは、的中した場合その配当をそのまま次のレースに投入する、それを繰り返すという方法。資金が少なくてもいいという利点がある。反面、成功すれば大きな利益を得られるが、外れればゼロになるという弱点を持つ。そこで、その弱点を解消するための改良がなされている。

 

三分割三倍法というのは、昔、大川慶次郎を総監督に発足した競馬予想会社であるホースメン会議が実践した馬券購入法で、次のようなものである。(以下Wikiから転載)

 

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1981大川慶次郎らが中心になって設立。大川を総監督に据え、当初から複数のトラックマンによる合議制による予想を提供する方式でスタートした。

 

中でも当時注目を集めたのが「ホースメン会議・100の実験」と題された資金投下方式。「資金3分割3倍法」とも呼ばれるこの方式は、下記のような方式を取る。

 

馬券が的中する場合

 

資金が10万円の場合、最初の推奨レースにその1/333千円)を投じて馬券を購入。

馬券が的中して15万円の配当を得る。(基本的に配当は購入額の3倍以上になることを目指す)

資金は217千円となるので、次の推奨レースにその1/372千円)を投じて馬券を購入。

 

馬券が外れる場合

 

資金が10万円の場合、最初の推奨レースにその1/333千円)を投じて馬券を購入。

馬券が外れる。

資金は67千円となるが、次の推奨レースではこの1/322千円)ではなく、前回と同額(33千円)を投じて馬券を購入。

 

以上の手順を繰り返し、100レースが終了した時点で資金を100倍にすることが可能かどうかに挑む、というこの方式は、後に多くの予想会社が(多くの場合は何らかのアレンジを加えたうえで)取り入れた。

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単純な転がしの場合と異なり、この方式だと3R連続して外さない限り資金はゼロにならない。評価はB。

 

転がし方式の場合は、的中率が高くなければ成功しない。この点が買い増し方式と異なる点である。したがって、予想の精度をどう高めるかという問題(これが一番重要な問題ではあるが...)から逃れることができない。


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