菅原隆一騎手が208回目の騎乗で初勝利

先日札幌で菅原隆一騎手がデビューから約1年5カ月で初勝利を挙げました。
道内めぐりの旅で日曜日は札幌競馬場に行っていてたまたまその現場を目撃できたというのは奇跡に近いですよね。
函館開催中から北海道に参戦(というほどの騎乗数はないが)していて、「いつ勝たせてやれるのだろう」と騎手欄を見るたびに思っていました。

以前ナムラトリトンという馬に乗っていたときに信じるさんとメールをしていて
「この馬で勝てなかったらしばらくヤバい」
と言っていたことがあります。
3着2着2着と続けていましたがいかんせん小柄な馬で未勝利脱出のために酷使されてしまって菅原くんの手から離れて行ったのです。
まさか彼の初勝利がここまで伸びてしまうとは思いませんでしたが、予感としては当たっていましたね。

何しろ所属厩舎が零細すぎます。
先日セイウンスカイが亡くなったけど、それやトウショウナイトを管理していた保田厩舎に所属。G1も勝っている厩舎なので悪くないのかなと思いきや去年は2勝で今年は1勝。
そんな成績でどうして新人騎手を受け入れるのでしょうかね。

今年の新人がデビューしたころにも何か書いたとは思うんですが、

高嶋騎手 → 柴崎厩舎
森騎手 → 西橋厩舎

このあたりが相当不安だったんだけど、前者は不安的中で後者は意外と頑張っている感じ。
高嶋騎手は模擬レースで一番いい騎乗をしているように見えたんだけどなぁ・・・恵まれないねぇ。



関東の若手騎手は相変わらず苦しい。
何か一つのきっかけをつかまないとね。皇成とか丸山みたいにグイッといけないもんね。

三浦皇成世代の伊藤工の減量が取れて騎乗数を大幅に減らして、今年デビューの嶋田くんとか2年目の平野くんに流れてきている。西村くんは森厩舎とのつながりを最大限に生かして関西馬の騎乗も増えてきている感があるしそこそこ頑張っています。

嶋田くんは馬を回してくれる師匠についているのでしばらくは安泰だろう。今週の騎乗馬を見ても川須&高倉&国分兄弟並みに数は乗っていますからね。まだ上手いと思ったことは一度もないけど。
テレビ番組で「夏帆好きの嶋田くん」として紹介されて名前も売れたもんね。


書いているとどんどん逸れて行っちゃう。

菅原騎手についてだけど、208回目の騎乗での勝利。この208回。もうすでに嶋田くんには上回れています。川須高倉に至ってはその4~5倍乗っているから恐れ入る。
当然プロの世界なのだから騎乗馬は自分でつかんで行かないといけないのだけど、師匠は厩舎の自転車操業で精いっぱいではね・・・初勝利しても今週が1鞍じゃ・・・もうやってけないだろ・・・

厩舎経営が危うい関東の厩舎たちはやけに小倉滞在をする。そんなおこぼれを水口騎手が拾い上げて小倉滞在。菅原騎手の居場所は・・・もう・・・水口は水口で1年間飼い殺しされたからそれなりに苦労してるんだけど・・・

関東の騎手の▲印をみると最近切なくなるのでした。

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