先物取引   馬券ヴァージョン JRAの売り上げ減を考える

勝馬投票券とは、各券種ごとに任意の金額をBetし、レースの結果によって配当を購入者で分け合って払戻金の大小を競うモノである、もちろん、賭場を提供したり、賭場を維持・運営・管理したりする費用相当分を、財団法人日本中央競馬会が掠める事は言うまでもない

 

競馬会は一度売った投票券で、的中券以外の馬券の払い戻しを認めていない、特定の条件以外はね☆

競馬法をくまなく熟読してみても、的中券以外を受け付けない、という条文は存在しない

条文解釈に於いて、当方の理解不足が存在するのか??そもそも勝馬投票券という金券が、本来購入後に換金される種類のものではないという常識に基づくモノなのかは不明である

 

わたしのような、いわゆる競馬重症患者は別として、多くのファンが場外あるいは競馬場で購入している

周辺でよく聞く話だが 『日曜は仕事で買えないから、土曜に買っちゃったよ』

わたし自身も、遥か昔、電話投票会員になる以前には、前日に購入する事も多かった、当日朝からドシャ降りの時などは、あぁ~ぁ、こんな馬場になるなら買わなきゃぁ良かった・・・・とか、アノ馬の馬券と取り替えてもらいたい、と思った事がある

重賞に限った話になるが、前日に購入した馬券が思いの外低配当であった場合、換金してもらえたとしたら、換金後に違う馬券を購入する人が居るだろうか??購入した金額と同額であれば居るかもしれないが、購入した時点の配当より下がっていた場合は、換金の時点で ゛損゛ になるので、まず換金する人は居ないだろう

 

やはり、この

馬券というものが、他の相場とは一線を画す性質を持ち合わせているからこそ、ニッポン国は法律で明確に的中券以外の払い戻しは受け付けない、という文言を条文化しないのであろう

 

仮に馬券が、先物系の相場の性質を持つならば、予想その他の購入方法による利益という考え方以外に  ゛相場の動きで儲ける゛ 人達も購入するのではないか???

 

わたし自身経験があるが、先物相場というものはビジネスの側面などほぼ無い、完全なるバクチである

世の中の意見の多くは、 ゛先物はヤバイ゛ である

しかし、ビジネスを含める全ての商行為は、大きい小さいに関わらず少なからずリスクというものが存在する、リスクがゼロで儲かる事なら、それこそ主婦でも年金生活者でも、誰でも儲けられることになる

そんな不条理な事は現実は無くて、リスクの大きな相場は儲かる時もデカイが、その分やっちゃった時はシャレにならないぐらいヤバイ事になる

反対にリスクの小さなモノは、儲けも微々たるもので、その代わり失敗してもそれほど大きなヤバイ事には遭遇しない

 

先物がヤバイというなら、生きている事全てが、ヤバイ事と背中合わせであるという事

確実に、更にリスクが無く利益を得られるものなどこの世に存在しない

詐欺とか宗教のような、楽に不正に利益を得ているかのように感じるモノも、実際には ゛お縄゛ というリスクを背負っている

 

 

 

もし、一度買った馬券をJRAに売る事が出来て、その払い戻しの金額の上下によって儲ける事が出来たとしたら????

 

先週の秋華賞を例に、先物的感覚で時系列を見てみると、結構ボロ儲け出来る馬券がある

券種を単勝に限ると、17番レッドエレンシアという馬の単勝は、のちに1番人気に支持されることになるホエールキャプチャと並ぶ大量投票が入った時期がある

それは金曜の電話投票開始間もなく

 

この時点でのレッドエレンシアのオッズは一時3.6倍まで下がった

締切終了時点でのオッズが96.0倍であるので、10000円分購入していたら96万円になる

現在は、このような事が発生不可能なので、結果不的中で投資金額は返って来ないが

もし、締切時点まで、何度でも買い替えが可能であったとしたら、馬券という相場は明らかに現在のオッズ変動とは全く乖離した動きを見せる事だろう

 

何故って、絶対に好走しない馬の馬券は、最終的には殆ど買う人が居ないのだから、レッドエレンシアの収束値をあらかじめ予測し、それ以下のオッズを示していれば、絶対に買ったら得をする事が明白だからである

もっと言えば、オッズではなく、オッズに応じた投資が出来ればもっと分かりやすいだろう

言うなれば社会主義市場経済論のような考え方、すなわち馬毎に枠を決めるのだ

つまり、ホエールキャプチャは150万票までしか購入できない、とかレッドエレンシアは3万票までしか購入できないとか

 

通常の馬券と、全くの別枠でこの相場を機能化すると、JRAの激減している売り上げ回復に直結する一大市場になると思うのだが・・・・・・

 

枠順を見た瞬間に、競馬重症患者は、この馬は売れるこの馬は売れないって、ほぼ正確に分かる訳だから、的中を探る通常の馬券以外に、もしかしたら別の儲けを出す事が可能になるかもしれない

そして、またそれに関する必勝法の類とか、仕手屋のような存在も湧き出てくるだろう

 

 

しかしながら、JRAがいくら良い馬が登場した、とほくそ笑んでも

競馬場に巨額を投じて改修しても、ほとんど売り上げUPには直結していない現状を鑑みれば

 

新たな金融商品としての価値付を行う事は、先見性のある転換ではないかと思うところもある

 

 

あくまでも我々ファンの気持ちという側面ではありません

売り上げが減少し続け、ニッポン国が、馬券で国民から搾り取れないと判断したら、即刻撤退を決めるだろうから、由々しき事態になる前に

こういう施策もあるのではないか???というビジネスインフラテーゼなのである

 

 

このままでは先細り・・・・・・企業が海外に出て行ってしまうように

馬券購入者も海外の馬券を買っちゃうよん ☆☆☆


予想を動画解説


競馬ナンデYOUTUBEメンバーシップ
編集長の渾身予想をLIVE生放送

走法王におれはなる!



佐々木主浩オーナーの馬券

カテゴリ