競馬とはあまり関係のない話

中島国治さんって、亡くなっていたんですね。合掌。

中島理論には拒絶反応を示す人が多いですが、私の評価は、中島理論には、

1.間違い

2.科学的に証明できないこと(だからと言って間違いとはいえない)

3.示唆に富んだ指摘、見解等、

の三様があって、全体としては、 おもしろかったですね。結構読みました。

 

中島理論で一番反感をもたれたのは、例の血統がインチキという主張ですよね。サドラーズウェルズの父はノーザンダンサーでないとか、ヒシアマゾンの父が違うとか、しかも具体的な父の名前まで出していますから、何だ、あれは!ということになるわけです。

 

ただ、私は、昔の血統書は100%信頼することができないと思っているので、中島説にも、そうかもしれないと思いました。

 

以下、個人的な体験。

 

仕事柄、他人の戸籍をたくさん見ていますが、時々、「戸籍では実子になっているけど、本当は養子(もらい子)だ」とか、「戸籍には載っていないけれど、本当の子どもがもう一人いる」というような話を聞きます。「でも、当時も出生届には医者の証明書が必要だったはずですよ」というと「書いてくれた」と。

 

当時は、事情を話すと書いてくれた医者がいたんですよね。今なら法律違反かつ倫理違反ということになりますが、当時は法律違反であることはともかく、倫理に反するとは考えなかった医者がいたということですね。

 

そういう人々の倫理観というか、考え方が変わり始めたのは昭和40年代の初めごろからではないかという感じがします。「三丁目の夕日」に描かれている、東京タワーが建ち、オリンピックが開催されるという、ちょうど日本の高度経済成長時代の初めのころですね。

 

これも個人的な体験。今から考えると、時代の変化を痛切に感じたのはこの体験です。

 

当時、私の家は学校から4Kmほど離れていまして、普段は自転車、冬は歩いて通学していたんですね。近所の友達も皆そうでした。冬は馬橇が走っていて、それに乗せてもらうのが楽しみでした。ところが、中学に入った時から、昭和40年だと思いますが、バス通学に変わったんですよね。私だけではなく、皆一斉にという感じで。

 

今でもあれは何だったのかと思います。日本人の価値観が一斉に変わった、その瞬間と書くと大げさでしょうかね。

 

まぁ、そういうわけで、人間の戸籍にも嘘があるわけですから、馬の血統書においておや...と思ってしまいます。

 

ある男の戸籍

 

これは全く競馬には関係のない話。

甲さんとしましょうか、生きていれば120歳ぐらいの明治男。

この甲さんには、10人の子供がいました。全員女の子。ところが母親が違うんですよね。

 

1.3.5.7.9番目の子の母親はA。2.4.6.8.10番目の子供の母親はB。つまり二人の女性との間に交互に子供ができた。このABは姉妹だったんです。そして、甲さんはこの2人の姉妹との間で10回結婚と離婚を繰り返しているんですね。

 

当時は庶子制度というのがあって、婚姻外の子供は不利益を受けることが多かったので、こういう方法をとったんでしょう。この人の相続関係説明書(家系図のようなもの)を作りながら、正直、感嘆しました。明治絶倫男のピカレスクロマン!

(ここまで、書いて大事なことを見逃していたことに気がつきました。10番目の子供を産んだ後、甲さんはBと離婚してAと結婚したのかどうか。案外これは重要なことですね。その時気がつかなかったのは残念。)


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