3歳世代をブエナビスタとともにリードして来たレッドディザイア。
調教中の再度の鼻出血により、大変残念な引退となりました。
天皇賞秋が除外となったことで、札幌記念僅差3着が最後のレースに。
救いは同レースの勝ち馬トーセンジョーダンが天皇賞を勝ったことでしょうか。
できれば、この秋ブエナビスタとの再戦が望まれました。
生涯成績
国内10戦(3-3-2-1-0 着外1)
海外 4戦(1-0-1-1-0 着外1)
大きく敗れたのは遠征帰りの有馬記念と、急きょホコ先をドバイワールドCへ変更した2戦だけ。
ほぼ安定した走りを見せ、国内では四位騎手が全てに騎乗しました。
ブエナがいなければ3冠女王の資格は十分でしたが、同馬がいたことでレッドディザイアの成長も評価も上がったと言えます。
やはり、代表レースなら3冠を阻止した秋華賞。
何回見てもどっちが勝ったかわからない。
3冠ともに接戦を演じた2頭、白熱した2009年牝馬クラシックは生涯語り継がれるのでしょう。
馬主は東京ホースレーシング。
代表はプロゴルファーの西川哲・・・というのを自分自身がここで知ることに(^^;
最近、どうしたかと思ってもいないくらいでしたから・・・
過去にユーワジェームスが代表馬ですが、レッドディザイアはクラブ至上最高の功労馬と言えるでしょう。
今後はイタリアンレッドにバトンを託すことになるはずです。
順調なら2頭でエリザベス女王杯へでしたから、クラブとしてはイタリアンレッドが文字通り引退に花を添える役回りとなります。
頑張ってもらいましょう。
過去にウオッカも鼻出血で引退していて、競争能力がありながらのまたもや悔しい戦線離脱となりました。
3歳牝馬クラシック、海外遠征での勝利と大いに盛り上げてくれたレッドディザイアにたくさんの拍手を贈りたいですね。
繁殖では母に似たパワフルないい仔を世に送り出してくれることを望みましょう。
内容の濃い3年間、お疲れさまでした!