2012年競馬日誌 その3

週刊競馬ブックの「一筆啓上」欄で日経新聞の野元記者が「新たな生態系を前の」という一文を寄せています(これについては競馬ナンデのフェアリーSの予想の中でも少し触れましたが)。

「新たな生態系」というのは現在の社台Gの寡占的な状況をいいます。野元記者は、そこからいくつかの問題点を挙げています。

私自身はこの問題に深入りしようとは思いませんが(なぜなら、こうした状態がそれほど問題だとは考えないため)、むしろ、こうした生態系(うーん、「生態系」という言葉自体が適切とはいえないかも)の中からどんな「新しい流れ」が生まれてくるのか、それを「予想」することに興味があります(オッズがついてくれればなおよろしい。根っからのギャンブラー)。

で、私の予想は「有力馬主のオーナーブリーダ化の流れが進む」というもの。

その理由。
1.それなりの見識をお持ちの馬主さんであれば、資金力にものを言わせて、セールで高額馬を買い、その馬がダービーやジャパンCを勝ったとしても、ホースマンとしての尊敬は得られないということを理解することになると思うんですよ。表面的には、「さすがの相馬眼ですね」ぐらいのお世辞はいいますがね。それが本音ではないでしょう。

2.やはり、オーナーブリーダとして、自ら牧場を持ち、自らが考えた配合の馬で大レースを勝つ、そのことによって高い社会的評価を受けることになる。単なる「お金持ち」から、「お金も知性も兼ね備えた人物」と評価されることになるわけです。
そういう意味で、前田氏や島川氏が、自らオーナーブリーダーに転身するというのは理解できることです(そして、そうした動きを支持したい)。

3.もう一つの理由は、社台G自体がそうした動きを歓迎しているのではないかということ。
もう、大分前ですが、吉田勝己氏が「委託料で従業員の給与を確保できるようにしたい」と発言していました。売った馬が現役を引退して牧場に帰ってくる。所有権返還の条件のある馬を除いては、所有者であるオーナーから委託料が入るわけです。その委託料を増やすことにより経営の安定を図りたいという趣旨でしょう。

4.ところが状況が変わってきた。(以下続く)


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