天皇賞春2016 | 単勝 | 複勝 |
ゴールドアクター吉田隼 キタサンブラック武豊 シュヴァルグラン福永 サウンズオブアースデムーロ フェイムゲームボウマン アルバート騎手未定 トゥインクル勝浦 タンタアレグリア蛯名 トーホウジャッカル酒井 サトノノブレス アドマイヤデウス岩田 ファタモルガーナ トーセンレーヴ武幸四郎 ファントムライト戸崎 カレンミロティック秋山 マイネルメダリスト和田 ホッコーブレーヴ田辺 | 3.7 4.6 6.0 6.3 15 17 17 22 24 24 29 34 35 40 50 71 98 | 1.5 1.6 2.0 2.0 4.0 4.2 5.0 5.0 6.1 5.9 5.6 7.7 8.0 10 12 30 30 |
天皇賞2016一番の見どころはゴールドアクター吉田隼人。破竹の5連勝、1番人気で挑む。ゴールドアクターは現在の競馬界において異彩を放つ存在。それはトップジョッキーとはいえない吉田隼人騎手とコンビを継続していること。小牧場北勝ファームが生産した、スクリーンヒーロー×キョウワアリシバという地味な血統であること。外国人や地方出身の一流ジョッキー全盛、社台全盛の現在の競馬界の中ではファンの心をくすぐられる要素だ。
今回の天皇賞春のメンバーは年末に制した有馬記念の再戦ムードがあり、そこからラブリーデイ、ゴールドシップが抜けて格落ち感があるため勝って当然ともいえる。日経賞では有馬記念同様のメンバーを他より重い58キロを背負って勝っていることも強調できる。死角があるとすれば、渋った馬場や重い馬場といった時計のかかる馬場で連勝してきたこと。天皇賞春が行われる、この時期の京都競馬場は、超高速馬場が定番。これまでもゴールドシップなどステイヤーは苦戦を強いられてきた。もしもこの高速馬場をも克服すれば、もはや弱点はなくなり、宝塚記念ではドゥラメンテやリアルスティールといった別路線組と胸を張って戦える存在になるだろう。