有馬記念2016ファン投票最終結果10位のうち6頭が出走予定!例年にない豪華出走メンバーが揃う

有馬記念2016ファン投票

有馬記念2016ファン投票最終結果上位馬の出走予定表

順位 馬名 得票数 性齢 出走予定
キタサンブラック 137,353 牡4 出走予定
サトノダイヤモンド 117,192 牡3 出走予定
ゴールドアクター 105,327 牡5 出走予定
マカヒキ 86,266 牡3 回避
マリアライト 85,897 牝5 出走予定
ディーマジェスティ 81,934 牡3 回避    
モーリス 58,205 牡5 回避
リアルスティール 51,474 牡4 回避    
サウンズオブアース 47,716 牡5 出走予定    
10 シュヴァルグラン 45,919 牡4 出走予定    
11 ラブリーデイ 37,240 牡6 回避    
12 ルージュバック 33,728 牝4 回避    
13 クイーンズリング 32,881 牝4 回避    
14 エアスピネル 29,625 牡3 回避    
15 ミッキークイーン 28,109 牝4 出走予定    
16 レインボーライン 27,397 牡3 回避    
17 ロゴタイプ 26,071 牡6 回避
18 メジャーエンブレム 24,650 牝3 回避    
19 ヴィブロス 21,184 牝3 回避    
20 ミッキーアイル 19,932 牡5 回避    
 今年はファン投票最終結果の上位10頭のうち、6頭が出走。これは2015年が10頭中3頭だったのに比べて倍増しており、豪華メンバーが揃ったといってよい。特に今年の特徴は上位3頭がいずれも出走。そしてこの3頭が3歳、4歳、5歳と、それぞれの世代を代表するトップホースが集結した点だ。そしてキタサンブラックは逃げ、ゴールドアクターは先行、サトノダイヤモンドは差し、とそれぞれに戦法が異なり人気を分け合う形。各世代の意地と意地がぶつかり合う直線での叩き合いは見応え十分になりそうだ。

参考:有馬記念2016ファン投票第1回中間結果
順位 馬名(出走可能性) 票数 性齢 調教師
○キタサンブラック 32,923 牡4 清水久詞
○サトノダイヤモンド 29,989 牡3 池江泰寿
○ゴールドアクター 26,272 牡5 中川公成
×ディーマジェスティ 23,593 牡3 二ノ宮敬
○マリアライト 22,756 牝5 久保田貴
×マカヒキ 22,678 牡3 友道康夫
×モーリス 14,628 牡5 堀宣行
△リアルスティール 11,631 牡4 矢作芳人
×ラブリーデイ 9,535 牡6 池江泰寿
10 ×クイーンズリング 9,359 牝4 吉村圭司
11 ○シュヴァルグラン 9,303 牡4 友道康夫
12 ×ルージュバック 8.205 牝4 大竹正博
13 ○サウンズオブアース 7,705 牡5 藤岡健一
14 ×エアスピネル 7,657 牡3 笹田和秀
15 ×メジャーエンブレム 7,128 牝3 田村康仁
16 ×ロゴタイプ 6,381 牡6 田中剛
17 ○ミッキークイーン 6,294 牝4 池江泰寿
18 ×ヴィブロス 6,119 牝3 友道康夫
19 ×ジュエラー 5,434 牝3 藤岡健一
20 △レインボーライン 5,388 牡3 浅見秀一

有馬記念軽視へ?大阪杯・ホープフルSG1昇格とマカヒキ・エアスピネルら有力馬回避表明問題

 先日JRAが2017年度の開催日程を発表し大阪杯のG1昇格が発表された。これには競馬ファンの反応も大きく、阪神内回りコースは近い時期に宝塚記念があるので似通りすぎではないか、海外馬券を発売したところへきてドバイや香港への遠征防止策を講じるのは迷走では、といった声も。
 それに加え、筆者が憂慮するのは有馬記念パッシングだ。サンデーサイレンス等の日本馬の血統状況の変化や世界的な競馬の短距離指向化もあり、長距離レースは以前から敬遠されがちだった。
 そこへきて大阪杯の創設は有馬記念スルーにだめを押す可能性がある。今年もマカヒキが早々と有馬記念回避&大阪杯を目指すことを表明。サトノダイヤモンドも有馬記念回避の可能性を示唆している。エアスピネルも来年の大阪杯を目標とするようだ。馬主の経済効率的には、季節的にも厳寒期で、距離が多少長くて、トリッキーコースの有馬記念に使いたい理由はないのだ。
 天皇賞秋3着ステファノス、4着アンビシャスはそもそも有馬記念には目もくれていないようで、競馬ファンももはや疑問を差しはさんでいない。しかし、以前は猫も杓子も有馬記念というくらいに有馬記念が重視されていた時代があった。ダイワメジャーのようなマイラー、ダイタクヘリオスのようなスプリンターまでもが有馬記念を目指していた。
 それはたしかに無謀な挑戦だったかもしれない。しかし、競馬がエンターテイメントである以上、そういうレースが1年に一度あってもよかったのではないかと思う。かつて有馬記念は年末の風物詩で馬主であればだれもが出走させたいレースだった。そしてファン投票で選ばれた馬が走る夢のレースでもあった。
 この年末の風物詩であることの特別さというのは大事ではないだろうか。2017年からは有馬記念のあとにも競馬開催日程を設けて、ホープフルステークスのG1化まで目指しているという。これにより有馬記念は今年最後の総決算レースという特別さも失い、普通のG1化していく一方になりそうだ。
 こういった方向性はプロ野球がクライマックスシリーズを創設したことを思い出させる。プロ野球機構は少しでも消化試合を減らすため、全体的に薄く興行収入を得て、全体の売り上げを向上するため経済優先でこれを断行した。その引き換えに失ったのは例えば凄まじい視聴率をたたき出し、国民の誰もが注目した10.8のような本当のガチンコ試合だ。リーグ優勝しても日本シリーズに行けるかわからない、3位でも日本シリーズに行けるかもしれないといった、はっきりしないルール設定は、ここだけは負けられないという真剣勝負を奪い去った。
 今回のJRAの日程変更は、年末のファンの競馬需要を吸い上げる意味で短期的な収入増に繋がることは間違いないだろう。ただし、有馬記念も普通のG1です、回避しても構いません、有馬記念の後にも競馬やるのでそちらを買ってくれても構いませんというメッセージを送ってしまうことは間違いない。有馬記念が2017年以降は以前ほど盛り上がらなくなることは確実だ。
 何より粋じゃない。年末は有馬記念で競馬の総決算。好きな馬にファン投票をして好きな馬を買う。勝っても負けてもそれで終了。これで気持ち良いと思うのは、やはり古すぎるファンなのだろうか。



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