宝塚記念2017高畑充希JRACMが不評~新規競馬ファン獲得のためのCMとは~

 宝塚記念2017のJRACMが放映されているが、これも競馬ファンから不満が相次いでいる。
 高畑充希が美容院でヘアメイクに競馬場に行ってきた話をしている内容。馬が左から走ってくると思って見ていたら、右側から走ってきてビックリしたという内容。競馬場には左回りのものと右回りのものがあるということを冗談っぽく伝えている。

 今年のCMは、競馬をバカにしている、ふざけているといった批判が多い。ただ、これらがいずれも競馬ファンからの批判であることに留意したい。

 というのも、おそらくこれらCMは競馬ファンに向けて作られたものではないと思うからだ。
 考えてみてほしい。我々競馬ファンは、競馬ジャンキーは、CMがどんなにふざけた内容のものであったとしても、全く関係なく馬券を買うだろう。特に最近の傾向として、競馬ファンの絶対数は減っているが、ライトファンが減って、残ったファンはよりコアに濃厚になっていっている。
 JRAは、より宝塚記念を盛り上げたい、馬券の売り上げを上げたい、新規のファンを獲得したい、村の外の人に訴求したいという意図で作っているはずだから、我々はまったくその対象に入っていないはずだ。

 では新しいファンを獲得するためにどういったCMが有効かという話になる。

 こうなると非常に難しい問題になってくる。競馬ジャンキーには、競馬をやったこともない人の気持ちなんてわからないからだ。競馬は非常に奥が深く、ハイコンテキストなコンテンツだから、やり始めたら急速にのめり込んだ人が多いはず。そうなってしまうと、競馬をやっていなかったときの気持ちは遥か昔のものとなり、どうして競馬に興味がなかったのかなんてわからなくなっている。
 
 競馬に興味がない人に、興味を持たせるというのは非常に難しい作業だ。私も友人を15人くらい競馬場に連れていっているが、完全に定着したファンになってくれた人というのはまだいない。

 それなら、最初の入り口は、自分の好きな俳優女優が何か楽しそうに競馬のことを話しているCM、というのでもよいのではないか。


 

宝塚記念 2017の詳細を見る

最新記事一覧

もっとみる >