神戸新聞杯ではダービー馬レイデオロには敗れたものの上がり最速の脚を使い有力候補のキセキ。競馬ナンデでも1番人気を予想しているが、なんとその鞍上がいまだ決まらない。 ここ2走でのパートナー・デムーロ騎手はサトノクロニクル騎乗の先約があるという。里見オーナーとはサトノクラウンやサトノファンタシーなど有力馬に騎乗している義理もあって断りにくいところなのだろうか。正直なところセントライト記念で上位2頭に完敗してしまっているサトノクロニクルよりは、キセキの方が勝つ可能性が高まるように思うのだが、、。
もしや、神戸新聞杯後、次走はオーナーと相談して決めると角居師が言葉を濁していたように菊花賞回避まであるのか。もしもそのような事態になると菊花賞は史上最低レベルの弱いメンバー構成で盛り上がりに欠けてしまうが、、。
菊花賞2017出走予定馬予想オッズ
京都競馬場 日程:2017.10.22 出走馬可能頭数:18
予想 オッズ |
出走予定馬 |
想定 騎手 |
厩舎 |
血統 (父馬) |
前走成績 |
---|---|---|---|---|---|
4.8 | ミッキースワロー | 横山典 | 菊沢 | トーセンホマレボシ | セントライト1 |
4.8 | キセキ | 角居 | ルーラーシップ | 神戸新2 | |
5.0 | アルアイン | ルメール | 池江 | ディープインパクト | セントライト2 |
6.8 | サトノアーサー | 川田 | 池江 | ディープインパクト | 神戸新3 |
9.9 | サトノクロニクル | デムーロ | 池江 | ハーツクライ | セントライト3 |
12.1 | ダンビュライト | 武豊 | 音無 | ルーラーシップ | 神戸新4 |
15.4 | ブレスジャーニー | 柴田善 | 佐々木 | バトルプラン | 東スポ1 |
33.8 | ウインガナドル | 津村 | 上原 | ステイゴールド | 新潟記念4 |
41.2 | クリンチャー | 藤岡佑 | 宮本 | ディープスカイ | セントライト9 |
42.8 | プラチナヴォイス | 内田 | 鮫島 | エンパイアメーカー | セントライト5 |
42.8 | ベストアプローチ | 岩田 | 藤原英 | ニューアプローチ | ダービー9 |
60.9 | トリコロールブルー | 戸崎 | 友道 | ステイゴールド | 日高特1 |
62.1 | マイネルヴンシュ | 柴田大 | 水野 | ステイゴールド | 九十九1 |
78.9 | マイスタイル | 昆 | ハーツクライ | 神戸新7 | |
79.2 | ポポカテペトル | 友道 | ディープインパクト | 阿賀野1 | |
99.7 | アダムバローズ | 池添 | 角田 | ハーツクライ | 神戸新10 |
176.9 | マイネルスフェーン | 柴田大 | 手塚 | ステイゴールド | ラジオ5 |
今年は春のクラシック組からレイデオロ、ペルシアンナイト、ダイワキャグニーが菊花賞を回避して他路線に進むことを表明。さらには最有力とみられていたダービー3着馬アドミラブルも脚部不安により回避が決定。少々寂しいメンバー構成になりそう。
人気上位は恐らくトライアルで最上位になった両頭。ミッキースワローは、セントライト記念で皐月賞馬アルアインを差し切り、横山典騎手が意外とアッサリと勝てたと絶賛。地味な血統ながらここへきての成長力は目を見張るものがある。
キセキはここ3戦上がり最速で、切れ味が絶品。菊花賞もスローペースで瞬発力勝負になる傾向にあり、怖い一頭。
サトノアーサーはここ2戦折り合い面で難を見せているが、それでも最後は伸びてくる。距離が長くなるだけに不安もあるが、はまれば。
ブレスジャーニーはなんと1年ぶりのレース。サクラスターオーが皐月賞以来の休み明けで制した例はあるが、その倍のブランクがあり、能力は高いがさすがに常識的には狙いづらい。距離の不安も大きい。