調教で栗東坂路コース一番時計51.1秒を出したリカビトスがにわかに注目を集めている。3戦3勝で臨む秋華賞は、ファインモーション、カワカミプリンセス以来3頭目の無敗の秋華賞優勝の記録がかかる。
送り出す奥村武調教師は今年3歳牝馬クラシック路線に多くの馬を送り込み、ブレイクしたといっていい。ただ、桜花賞では重賞勝ち馬ライジングリーズンを出走させるも8着、オークスではホウオウパフュームが16着とG1では結果が出ていない。最後の3本目の矢リカビトスには期待がかかる。もちろん勝てば奥村師にとってはG1初勝利。ディープブリランテ産駒としてもG1初勝利になる。