秋華賞2017枠順確定発表は明日!ファンディーナは外枠向き?岩田騎手とは相性悪い?

 2017年春の競馬で最も注目を集めたといってもよいのがファンディーナの皐月賞挑戦だろう。牝馬の出走自体ほとんどない皐月賞で1番人気に推され、怪物牝馬誕生と騒がれた。しかし結果は敢え無く7着。
 競馬ナンデ編集長で競走馬の走法を研究してきた筆者は、ファンディーナと岩田騎手との相性の悪さに敗因があったのではないかと考える。
 ファンディーナは見るからにフットワークが大きくゆったりと走る。こういった馬はレース中は馬群の外側など、他馬からのプレッシャーを受けず、ノビノビと自分のペースで走れれば無類の強さを発揮するが、馬込みの内側に入って窮屈になったりすると能力発揮が大きく妨げられて大崩れするということがある。
 そこへきて岩田騎手というのは、道中馬場の内側をロスなく回って狭い内を突くなど窮屈な競馬を得意とするジョッキーだ。皐月賞でも第3コーナーまでは最内をロスなく運んでいる。基本的には距離ロスがなくスタミナロスを防ぐことができ有効な戦法だが、ファンディーナにとってはマイナスに作用するのではないだろうか。ここまで勝ってきたレースはいずれも外めをスムーズに走った競馬だ。
 秋華賞はフルゲートが確実で内回りコースに18頭がひしめく。内めの枠を引いてまた馬群の内を回っては皐月賞の二の轍を踏むのが心配。この馬に限っては枠順はなるべく外側が良いのではないかと思う。


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