天皇賞秋2017予想:馬場型予想家夏影本命ネオリアリズム「ネオユニヴァースのパワーと体力」

土曜日曜は雨予想となっているので、重・不良馬場を想定して予想してみたい。

本来天皇賞(秋)はマイル的なスピードやキレが問われるところだが、重・不良馬場ともなると勝手が違ってくる。体力やパワー方向に問われる要素がシフトしてくるので、その事を考慮に入れながら予想を立てたい。

ダートや短距離色の強い血を持つ馬や、ヨーロッパ色の強い馬に注目。
ワンポイントでガツンとエネルギー放出出来る馬に有利に働く馬場構造になるので、逃げ、追い込みといった極端な脚質の馬には特に注意したい。
逆に切り捨てたいタイプは...
体力不足のタイプ、短距離でも1400㍍質の軽いスピードのあるタイプは、良さを生かせる環境に非ずだ。

◎③ネオリアリズム
ネオユニヴァース産駒は、パワーと体力を持ち合わせた産駒を多く輩出する。
パワーと体力を持ち合わせているが故に、急坂のある中山コースを得意とする産駒が多い。
代表産駒のヴィクトワールピサのG1勝ち鞍は、中山コースの2勝とドバイAWコースでのもの。
ダービー馬ロジユニヴァースが勝ったのは、不良馬場のダービー。
アンライバルドも中山でのG1奪取だ。
この馬の母トキオリアリティーは芝ダート問わず短距離を得意とした馬。
逃げ脚も見せたが、ドン尻強襲の追い込みも得意だったようにワンポイントでガツンとエネルギー放出するタイプで、キツさのある馬だった。
心身の充実度もうかがえるタイミングで、馬場悪化で注目してみたい。

○⑬グレーターロンドン
父ディープインパクトは、母方の特長を引き出すタイプの種牡馬。
母ロンドンブリッジは短距離での逃げ戦法を得意とする、こちらもキツさのある馬で、桜花賞も2着に逃げ粘る力量もあった。
グレーター自身は父の気の良さもうまい具合に受け継いでおり、タメを利かせてレース終盤でエネルギー放出をさせる事が出来る。
5走前の1000万下では、中山の急坂でドン尻強襲を決めているようにパワーもかなり強大だ。
母母父ダンチヒの父が上手く作用しているような感じだ。
テイエムオペラオーを差し切ったアグネスデジタルのような強襲に期待してみたい。

▲⑧レインボーライン
菊花賞を2着しているように、実は体力豊富な典型的なステイゴールド産駒。
ここ最近集中力を欠くレースが続いているが、脚を取られるような馬場になって、レース中に脚元に注意を向け真剣に走るようになってくれれば儲けもの(笑)。
この馬のスランプは、集中力が散漫になっている事が原因。

△⑦キタサンブラック
良馬場なら要らなかったが、馬場悪化でタフさが要求されて浮上。
運がこの馬に味方しているようにも思えるが、気掛かりなのは宝塚記念の競馬。
疲労によるものなら休養でリセット出来るが、気力の低下によるものだとマズい。
馬券はしっかり押さえつつ、このレースで見極めをしたい。

サトノアラジンは軽さが身上の馬で、馬場悪化で?
ヤマカツエースは体力不足、良馬場のスローでなんぼ?の馬。




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