エリザベス女王杯2017展開予想:ラップデータ過去10年傾向から今年もスローペース?単騎逃げ馬が出やすいコース

2017エリザベス女王杯の予想用ラップデータ
エリザベス女王杯2017の予想用ラップデータ
by 「競馬をやって何が悪い」カタストロフィ

 エリザベス女王杯の過去10年ラップデータから予想、分析していく。


 まずは全体のペースから。過去10年でかなりのスロー以上が3度、ややスローが2度、平均3度、ややハイ、かなりのハイ以上が1度ずつ。基本的にはスローに振れやすいとはいえ、いろいろなパターンになり得るのでそこは注意が必要だろう。このエリザベス女王杯は結構単騎逃げ馬が出やすい舞台なので、ラップ推移だけだとなかなか判断が難しいが、基本的には先頭の馬は大体60秒ぐらいで進めて、後は馬場次第でペースバランスが変わってくるというような感覚かな。


 仕掛けどころはこれもマチマチ。ただ、10年を2つに分けると前半と後半で顕著に傾向が違う。前半5ねんはL3最速率高くL4最速のケースもあった。ただ後半5年はL1最速が2度あり、L3最速も1度あるがL2最速も2度。あまり早い仕掛けになってない。メイショウマンボやラキシス、昨年のクイーンズリングなんかはこれまでのエリザベス女王杯の傾向からはちょっと変わってきているなと感じる勝ち方だった。今はそういう傾向が強くなっているので、要所での動きが問われやすくはなっている。...が、今年は馬場が近年の中では重いと思うので、もしかすると前半の傾向に近づくかも。注意して土曜の馬場を見ておきたい。


 脚質別だが、特に大きな傾向はないかな。好位勢が強いが、差し・追込みもそれなりに届くレースだし、逃げ馬もダイワスカーレットとクィーンスプマンテの両極端な2頭が勝っている。特別大きな傾向はない。今年の場合はここ数年のギアチェンジよりもポテンシャル面に少しシフトした方が良いかもしれない。


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