ジャパンカップ2017ラップデータ過去10年傾向から展開予想:今年もスローペース?差し追い込みは不利

2017ジャパンカップの予想用ラップデータ
ジャパンカップ2017の予想用ラップデータ
by競馬をやって何が悪いカタストロフィ

 ジャパンカップの過去10年ラップデータから予想、分析していく。

 まずは全体のペースだが、基本的には結構スローに振れやすい、というのは傾向としては出ている。過去10年で6度が1.6以上のかなりのスロー以上に緩い流れ。次点で平均2度、ややスロー、ややハイがそれぞれ1度ずつ。基本的にはペースは上がりにくいレースという認識で良いだろうと。もちろんその時のメンツ次第ではあるけど、傾向としては。


 次に仕掛けどころだが、基本的にはL3最速率がそこそこ高く6度、次点でL2最速で4度とこの2パターンが多い。ただし、L4の段階ではじわっとペースが上がっていくことも多く、ウインバリアシオンが動いた2011年の時なんかはL4でも11.2とかなり速いラップを踏んでいる。そこまでは極端としても、4角辺りからじわっと動いていくケースが多いので、L1は12秒前後まで落ちてきてTS持続で差し込めるというパターンが多い。去年のシュヴァルグランや一昨年のショウナンパンドラみたいなイメージかな。


 最後に脚質別だが、勝ち切る馬は基本的に真ん中より前、ということになる。10年の勝ち馬すべて好位までのポジションで収まっている。ブエナの降着があったので、それをどう考えるかはあるが、逆に言えばそれぐらい能力的に抜けていないと追い込み切るのは難しい。少なくとも中団付近にはいないといけないし、2,3着に差し追込み馬が食い込んでくるも届かない、というケースは多いので後方からの馬はその辺を注意しておきたい。


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