有馬記念過去のデータ・予想参考情報
有力出走予定馬参考動画
ジャパンカップ2017:シュヴァルグランが最後までしぶとく伸びて初G1勝ち。ただ、キタサンブラックのは左前脚を落鉄していた分踏ん張りが利かなかったもので、力負けとは言い切れない。
エリザベス女王杯2017:ミッキークイーンは直線で大外から鋭い伸び。内を回った2頭を差し切れなかったが、内容は一番強かった。
チャレンジカップ2017:サトノクロニクルがゴール前の叩き合いを制した。ブレスジャーニーも距離短縮で巻き返し。ただ全体のメンバーレベルは劣る。
天皇賞春2017:キタサンブラックが直線は外に持ち出して楽勝。まるで大阪杯のリピート再生のような形で安定感が抜群。
大阪杯2017:キタサンブラックが4コーナーで先頭に立ち押し切った。着差以上に完勝の内容で何度やり直しても勝ったであろう。
アルゼンチン共和国杯2017:スワーヴリチャードの完勝。デムーロ騎手のロスのない競馬運びも鮮やか。
金鯱賞2017:ヤマカツエースが連覇。中距離重賞での安定感は抜群。ツーターンの大阪杯で遂にG1に手が届いてもおかしくない完勝。
京都記念2017:サトノクラウンがマカヒキを破る!海外G1勝ちの実力が本物であると証明。渋った馬場も得意。
天皇賞秋2017:キタサンブラックの強さが際立った。出遅れて内から追い上げ最後は重の鬼サトノクラウンも振り切った。強い!
有馬記念2017ファン投票最終結果
順位 | 馬名 | 得票数 | 性年齢 | 調教師名 |
---|---|---|---|---|
1 | キタサンブラック | 124,641 | 牡5 | 清水 久詞 |
2 | サトノダイヤモンド | 82,173 | 牡4 | 池江 泰寿 |
3 | サトノクラウン | 79,675 | 牡5 | 堀 宣行 |
4 | レイデオロ | 75,791 | 牡3 | 藤沢 和雄 |
5 | シュヴァルグラン | 66,102 | 牡5 | 友道 康夫 |
6 | マカヒキ | 59,319 | 牡4 | 友道 康夫 |
7 | キセキ | 58,553 | 牡3 | 角居 勝彦 |
8 | ソウルスターリング | 56,372 | 牝3 | 藤沢 和雄 |
9 | ミッキークイーン | 54,839 | 牝5 | 池江 泰寿 |
10 | ゴールドアクター | 44,085 | 牡6 | 中川 公成 |
11 | モズカッチャン | 41,436 | 牝3 | 鮫島 一歩 |
12 | ヤマカツエース | 34,050 | 牡5 | 池添 兼雄 |
13 | レインボーライン | 33,898 | 牡4 | 浅見 秀一 |
14 | リアルスティール | 33,511 | 牡5 | 矢作 芳人 |
15 | シャケトラ | 33,234 | 牡4 | 角居 勝彦 |
16 | スワーヴリチャード | 28,242 | 牡3 | 庄野 靖志 |
17 | アルアイン | 27,890 | 牡3 | 池江 泰寿 |
18 | サウンズオブアース | 26,656 | 牡6 | 藤岡 健一 |
19 | ヴィブロス | 24,526 | 牝4 | 友道 康夫 |
20 | ルージュバック | 21,797 | 牝5 | 大竹 正博 |
有馬記念過去のデータ傾向
◆有馬記念過去10年データから穴馬探し
騎手データ:武豊0勝2着1回/岩田0勝2着1回/福永0勝/池添3勝
枠順データ:1枠1勝2着2回/2枠2勝/3枠2勝2着3回→内枠有利
オッズデータ:1番人気4勝2着3回/2番人気2勝3着2回/7番人気以下1勝→人気決着
展開データ:逃げ馬1勝2着0回/4角5番手以下4勝→先行差し有利
枠順データ:1枠1勝2着2回/2枠2勝/3枠2勝2着3回→内枠有利
オッズデータ:1番人気4勝2着3回/2番人気2勝3着2回/7番人気以下1勝→人気決着
展開データ:逃げ馬1勝2着0回/4角5番手以下4勝→先行差し有利
有馬記念過去10年歴代優勝馬データ
有馬記念 | 歴代勝ち馬 | 勝利騎手 | 単勝人気 |
---|---|---|---|
2007年 | マツリダゴッホ | 蛯名騎手 | 9番人気 |
2008年 | ダイワスカーレット | 安藤騎手 | 1番人気 |
2009年 | ドリームジャーニー | 池添騎手 | 2番人気 |
2010年 | ヴィクトワールピサ | デムーロ騎手 | 2番人気 |
2011年 | オルフェーヴル | 池添騎手 | 1番人気 |
2012年 | ゴールドシップ | 内田騎手 | 1番人気 |
2013年 | オルフェーヴル | 池添騎手 | 1番人気 |
2014年 | ジェンティルドンナ | 戸崎騎手 | 4番人気 |
2015年 | ゴールドアクター | 吉田隼騎手 | 8番人気 |
2016年 | サトノダイヤモンド | ルメール騎手 | 1番人気 |
2017年 | ?? |
武豊騎手有馬記念過去10年騎乗結果着順データ
有馬記念 | 武豊騎手騎乗馬 | 着順 | 人気 |
---|---|---|---|
2007年 | メイショウサムソン | 8着 | 1番人気 |
2008年 | メイショウサムソン | 8着 | 4番人気 |
2009年 | リーチザクラウン | 13着 | 5番人気 |
2010年 | 騎乗馬なし | ||
2011年 | レッドデイヴィス | 9着 | 6番人気 |
2012年 | トレイルブレイザー | 13着 | 9番人気 |
2013年 | ラブイズブーシェ | 4着 | 12番人気 |
2014年 | トーセンラー | 8着 | 8番人気 |
2015年 | 騎乗馬なし | ||
2016年 | キタサンブラック | 2着 | 2番人気 |
2017年 | ?? |
有馬記念1番人気馬過去10年結果着順データ
有馬記念 | 馬名 | 騎手 | 着順 |
---|---|---|---|
2007 | メイショウサムソン | 武豊 | 8 |
2008 | ダイワスカーレット | 安藤勝己 | 1 |
2009 | ブエナビスタ | 横山典弘 | 2 |
2010 | ブエナビスタ | スミヨン | 2 |
2011 | オルフェーヴル | 池添謙一 | 1 |
2012 | ゴールドシップ | 内田博幸 | 1 |
2013 | オルフェーヴル | 池添謙一 | 1 |
2014 | ゴールドシップ | 岩田康誠 | 3 |
2015 | ゴールドシップ | 内田博幸 | 8 |
2016 | サトノダイヤモンド | ルメール | 1 |
有馬記念2017武豊騎手結果データ:過去10年優勝なし...全2勝と相性悪いG1キタサンブラック大丈夫?
今年の有馬記念では武豊騎手はキタサンブラック騎乗で出走するが、ほぼ1番人気は確定的。そこで武豊騎手の有馬記念での騎乗成績データを探ってみたが、1番人気での出走はメイショウサムソン以来10年ぶり7回目。実は昨年はぎりぎりまで1番人気だったのだが、締め切り直前にサトノダイヤモンドに差されて2番人気だった。レース結果も同様の内容だった、、。
なお7回ある1番人気出走で、勝利したのはたった1度のみで、ディープインパクトでのもの。その前の年にはディープインパクトで圧倒的人気で出走するもハーツクライに粘りこまれ、たった一度の酷ない敗戦を喫してしまっている。それ以外にも、スペシャルウィークとグラスワンダーで叩き合い、勝ったと確信してウイニングランをしたものの、写真判定の結果2着だった年も印象深い。
有馬記念勝利は意外にもオグリキャップとディープインパクトの2回のみで、天才騎手武豊としては相性の悪いG1といって過言ないだろう。過去10年での最高着順は昨年のキタサンブラックでの2着。
有力馬出走予定前哨戦・トライアル
ジャパンカップ2017
1着シュヴァルグラン
3着キタサンブラック
6着レインボーライン
8着ヤマカツエース
10着サトノクラウン
11着シャケトラ
12着サウンズオブアース
アルゼンチン共和国2017
1着スワーヴリチャード
5着カレンミロティック
エリザベス女王杯2017
3着ミッキークイーン
7着クイーンズリング
9着ルージュバック
10着トーセンビクトリー
チャレンジカップ
1着サトノクロニクル
3着ブレスジャーニー
有馬記念2017netkeiba予想オッズ雑感/ミッキークイーン単勝8.6倍過剰人気か?大穴馬サトノクロニクル馬券妙味
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
---|---|---|
1 | キタサンブラック | 2.3 |
2 | スワーヴリチャード | 3.1 |
3 | シュヴァルグラン | 5.7 |
4 | ミッキークイーン | 8.6 |
5 | サトノクラウン | 12.6 |
6 | レインボーライン | 23.8 |
7 | ヤマカツエース | 25.2 |
8 | シャケトラ | 25.4 |
9 | ルージュバック | 36.4 |
10 | サウンズオブアース | 48.2 |
11 | サクラアンプルール | 61.5 |
12 | クイーンズリング | 71.4 |
13 | ブレスジャーニー | 75.4 |
14 | サトノクロニクル | 132.2 |
15 | カレンミロティック | 218.5 |
16 | トーセンビクトリー | 428.2 |
6番人気以下の穴馬が思ったよりも人気がある。天皇賞秋で3着したレインボーラインはまだしも、ヤマカツエース、シャケトラ、サウンズオブアースはここのところ大敗続き。まだ巻き返しに期待しているようだ。
逆にブレスジャーニー、サトノクロニクルは思ったよりも人気がない。今年の3歳世代の強さはかなり評価されていると思ったのだが、この2頭はやはり格下との評価だろうか。馬券妙味はありそう。
有馬記念2017予想オッズデータ(単勝複勝馬連馬単)2ch人気穴馬ミッキークイーン5番人気
有馬記念2017予想オッズ | 単勝 | 複勝 | ||
---|---|---|---|---|
キタサンブラック シュヴァルグラン スワーヴリチャード ミッキークイーン サトノクラウン レインボーライン ヤマカツエース シャケトラ ルージュバック サクラアンプルール サウンズオブアース ブレスジャーニー サトノクロニクル クイーンズリング カレンミロティック トーセンビクトリー | 2.4 3.0 5.5 9.9 10.1 28.2 29.8 39.8 41.1 50.6 61.1 62.0 64.1 80.8 169.5 204.1 | 1.3 1.4 2.2 3.0 3.7 5.8 6.3 7.0 7.1 8.4 13 12 14 19 29 39 |
||
馬連1人気キタサンブラック─シュヴァルグラン4.6倍 2人気キタサンブラック─スワーヴリチャード5.9倍 3人気シュヴァルグラン─スワーヴリチャード7.3倍 4人気キタサンブラック─サトノクラウン10.9倍 5人気キタサンブラック─ミッキークイーン10.9倍 馬単1人気キタサンブラック─シュヴァルグラン8.4倍 2人気シュヴァルグラン─キタサンブラック9.3倍 3人気キタサンブラック─スワーヴリチャード10.1倍 4人気キタサンブラック─サトノクラウン15.0倍 5人気シュヴァルグラン─スワーヴリチャード15.1倍 |
有馬記念2017予想オッズ競馬ナンデ版詳細解説(3強+馬場次第サトノクラウン+ミッキークイーン+穴馬大混戦)
競馬ナンデの予想オッズでは、人気順はキタサンブラック、シュヴァルグラン、スワーヴリチャード、サトノクラウン、ミッキークイーンの順とした。人気上位はこの5頭で間違いないのではないかと思う。逆にそれ以下の穴馬の順番は混とんとしていて非常に難しくなりそう。 まず、キタサンブラックはジャパンカップでシュヴァルグランに先着を許してはいるが、落鉄の影響もあった。またシュヴァルグランもボウマン騎手のまったくロスのない神騎乗、展開もはまった感がある。また、キタサンブラックはラストランでこれで引退ということもあり、応援馬券も買われるだろう。マスコミ等で大きく取り上げられるだろうが、有馬記念は普段馬券を買わないライト層も多く参加するため、知名度ナンバーワンのキタサインブラックが買われる可能性も高い。キタサンブラックの1番人気、シュヴァルグランの2番人気は不動だろう。
次にスワーヴリチャードの人気がどれくらい2頭に迫るかだ。今年の3歳牡馬はハイレベルと評判で、ジャパンカップでもレイデオロがキタサンブラックに先着している。それに次ぐ存在のスワーヴリチャードがどこまで評価されるか。休み明けの前走は初の古馬相手でも大楽勝。デムーロ騎手が早々と有馬記念のパートナーにこの馬を選んだというのも怖い要素。ただ、ケチをつけるとしたら、アルゼンチン共和国杯のメンバーレベルがイマイチだったことと、前走は得意の東京コースだったが、今回は苦手とされる中山コースに変わることだ。トビが大きく不器用な感じがするため、コーナーが多い中山2500はマイナスととられる可能性もある。しかし、全体としてはプラス要素が多く、2頭に迫る5倍台のオッズで、3強オッズになるのではと予想する。
サトノクラウンが前走良いところなく完敗。やはり良馬場では上位に劣る。この馬の場合、馬場次第のため、もしも重馬場となれば上位に迫り4強オッズを構成する可能性がある。しかし良馬場の場合は勝負付けが済んでいるとして10倍を超えるオッズにまで落とす可能性もある。いずれにしても天気次第だ。
次もミッキークイーンで間違いないだろう。昨年の有馬記念も今年の宝塚記念もしぶとく差してきていて牡馬相手でも通用することはわかっている。ただ、勝ちまでとなると一歩足りない印象で、単勝に比べて複勝が売れそうな気配だ。
それ以下の穴馬はちょっと離れるだろう。オッズの予想は非常に困難。それぞれに一長一短で、魅力もあれば弱点も多くある馬ばかり。強い3歳馬の勢い重視ならサトノクロニクル・ブレスジャーニー、古馬の実績+安定感ならレインボーライン、ヤマカツエース、ルージュバック、サウンズオブアース、カレンミロティック。血統的魅力ならトーセンビクトリー。中山巧者ならサクラアンプルール、シャケトラ、、。クイーンズリングもルメール騎手で不気味。こうなると、200倍を超えるような全くの人気薄という馬はいなそうで、どんな馬券でも楽しめそうだ。
有馬記念2017枠順データ:中山競馬場2500は外枠不利...明日枠順公開抽選会でキタサンブラック内枠引けるか
有馬記念の枠順というと思い出されるのが一昨年の枠順決定の公開イベント。メジャーリーガー青木宣親選手が真っ先に引き当てたのはマリアライトの16番枠。蛯名騎手がテレビ生中継中にも関わらずわかりやすく苦々しい表情を浮かべた。
それくらい中山2500の外枠というのは不利という印象がある。しかし過去10年のデータを見てみると、、
枠順 | 1着回数 | 2着回数 | 3着回数 |
---|---|---|---|
1枠 | 1 | 2 | 1 |
2枠 | 2 | 1 | 1 |
3枠 | 1 | 2 | 1 |
4枠 | 1 | 3 | 1 |
5枠 | 1 | 1 | 2 |
6枠 | 2 | 0 | 2 |
7枠 | 1 | 0 | 2 |
8枠 | 1 | 1 | 0 |
綺麗に満遍なく全ての枠から勝ち馬が出ている。ただ、8枠から勝ったダイワスカーレットというのは、14頭だての13番枠。さらに、逃げ馬で、一気にハナに立ったため、あまり枠に左右されなかった面もあった。
たしかに15番、16番から勝った馬というのはいない。15番というと1989年のイナリワンまで遡らないといけなくなる。やはり外枠は6つもコーナーを回る中山2500では不利といっていいだろう。
今年の注目はなんといっても引退レースのキタサンブラック。内枠ばかり引くと話題になったことがあるが、昨年の有馬記念も見事1番枠を引いている。最後も内枠で締めくくるのか、、注目したい。
有馬記念2017出走メンバー年齢構成:5歳馬圧倒的多数で世代交代不安...旧3強出走なく4歳は不作?
今年の有馬記念の出馬表を見ていて気付くことがある。5歳馬が非常に多い。年齢構成を調べてみると、、。 9歳1頭
6歳2頭
5歳8頭
4歳2頭
3歳3頭
5歳馬が圧倒的に多く団塊の世代といった感じだ。5歳というと少しずつ衰えが始まる時期。これらがごっそりと抜けるとどうなってしまうのだろうか。
一番の問題は、最も競走馬が充実期を迎えるとされる4歳馬が少なすぎることだ。この世代はマカヒキ、サトノダイヤモンド、ディーマジェスティの3強世代と言われていたのだが、これらが1頭もいないのが寂しい限り。マカヒキは今年1勝もできず、サトノダイヤモンドは海外遠征に失敗し、ディーマジェスティも低調だったうえ引退してしまった。
不作の年というふうに歴史的に語られてしまうのか、、出走するレインボーライン、シャケトラには世代も背負って頑張ってもらいたい。
有馬記念2017当日天気予報は降水確率80%!気温低く関東に雪も?道悪馬場でサトノクラウン台頭か
日本気象協会が、有馬記念の行われる中山競馬場がある千葉地方の10日間天気予報を発表した。これによると有馬記念当日は晴れのち雨で、降水確率80%。気温も最高10度と低そうで、埼玉県には雪マークもついている。クリスマスイブ開催だけに、ホワイトクリスマスとなるとロマンチックだが、競馬関係者としてはたまったものではない。有馬記念は年末最大のイベントとして10万人以上の人出も見込んでいるだけに、荒天は避けたいところだ ただ、一昨日の発表から変わって、前日までは晴れになりそう。よって当日の雨の降りだすタイミングによっては、道悪にならずに開催できるかもしれない。
恐らく、サトノクラウン陣営が大喜びするような道悪馬場にはならなそうなので、キタサンブラックとしては特に問題はなさそうか。
いずれにしても天気予報の動向からは、パンパンの良馬場というわけにはいかなそうで、予想の際も注意しておきたい。
有馬記念2017天気予報:火曜~木曜雨予想で道悪開催も!キタサンブラックの敵はサトノクラウンら重馬場の鬼?
日本気象協会が、有馬記念の行われる千葉地方の10日間天気予報を発表した。なんと当該週の火曜日水曜日木曜日と連続で雨予報となった。いずれも降水確率は80%で、ある程度の降雨は避けられなさそう。馬場への影響もありそうだ。 こうなると一番喜ぶのはサトノクラウン陣営か。重馬場の鬼として知られる馬で、不良馬場になった天皇賞秋でもキタサンブラックにあと一歩のところまで迫った。宝塚記念制覇も雨馬場に助けられており、てるてる坊主を逆さにつるしていることだろう。
他にもミッキークイーンが重馬場で2戦2勝。クイーンズリングも重馬場で重賞制覇がある。レインボーラインも天皇賞秋の走りを見る限り歓迎だろう。逆に天皇賞秋でまったく競馬にならなかったヤマカツエースやシャケトラあたりは苦しそう。
キタサンブラックもあの不良馬場で天皇賞秋を制しているのだから大丈夫ではあるが、道悪の鬼たちに囲まれるという意味では不安要素であることは間違いないだろう。
有馬記念2017予想の争点:天皇賞秋不良馬場疲れJC結果が証明!キタサンブラック・サトノクラウンの状態回復は
マイルチャンピオンシップでサトノアラジンが大敗し、川田騎手が、天皇賞秋の疲れを示唆していたが、ジャパンカップの結果も踏まえると、やはり極悪馬場競馬の影響はあったのではないかという声が巷では大半となっている。まとめてみよう。天皇賞秋
1着キタサンブラック JC1番人気3着
2着サトノクラウン JC3番人気10着
3着レインボーライン JC8番人気6着
5着マカヒキ JC6番人気4着
6着ソウルスターリング JC4番人気7着
7着ディサイファ JC17人気17着
11着ヤマカツエース JC12番人気8着
15着シャケトラ JC7番人気11着
17着ワンアンドオンリー JC15番人気16着
18着サトノアラジン MCS5番人気10着
とにかく良いところがない。ジャパンカップでは天皇賞秋以外のレースをステップにした馬のワンツーだったことが象徴的だ。
問題はこの疲れが有馬記念まで蓄積して迎えるのか、それまでに抜け切るのかということだ。このあとの天皇賞秋出走組の動向としては、10着ステファノス13着ネオリアリズムが香港カップに、14着ロードヴァンドールが中日新聞杯にそれぞれ出走予定している。これらの結果にも注目したい。