有馬記念2017武豊騎手データ:キタサン枠順絶好もケガは大丈夫?落馬後全着順結果データ検証

 今年の武豊騎手は11月に落馬負傷があり騎乗が危ぶまれたが、昨日の有馬記念枠順抽選会では見事1枠2番を引き当て、天は見放していないようだ。1枠2番というのは、中山2500mコースで有利と言われる内枠であることに加え、偶数枠でゲートイン順が後になるため馬にストレスもかかりにくい。考えうる限り最も良いと思われるのがこの1枠2番だった。
 ただ、不安要素もあり、当日この有馬記念1鞍しか騎乗しないことになり、芝コースの試走ができない。1鞍に絞ったことで、またケガの具合が良くないのではという憶測まで出てしまっている。そこで、武豊騎手は落馬負傷後の調子はどうなのだろうか。結果で検証してみたい。

 落馬復帰後武豊騎手が騎乗したのは28鞍。成績は[3.2.4.2.3.14]だ。
 勝率は0.107、連対率は0.178。
 負傷前が571鞍で78勝。勝率0.136、連対率0.280。

 たしかに数字は落ちている。乗鞍も大体1日3~4鞍と抑え気味にしているようだ。さらに怖いデータとしては、武豊騎手は有馬記念当日に1鞍しか乗らなかったときというのが1度だけあり、これは2008年メイショウサムソンで挑んだときで、このときは4番人気8着と大敗してしまっている。このときもケガで調子を落としていたときである。
 データ的にはとても単勝2倍の人気で馬券を買いたくはならないが、、しかしそこは千両役者の武豊騎手。ここぞというときにはやってくれると思いたいところだ。

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