阪神ジュベナイルフィリーズ2017走法研究会結論:2歳牝馬は現状低レベルでモルトアレグロら穴馬台頭も?

 筆者のように走法を使って予想する人間にとって2歳重賞、G1というのは予想が非常に楽しみなものだ。出走各馬の走法を見て、ああこういう馬が先々競馬を引っ張っていくんだなあとワクワクしてきて、予想にも熱が入る。だが、今回の阪神ジュベナイルフィリーズに限ってはあまりワクワク感がなかった。悪い馬もさほどいないのだが、お!これは!というような大物も見当たらず、小粒感があった。
 昨日のツイキャス放送でお話ししたが、個人的には今年の2歳牝馬は現状あまりレベルが高くないという感じがする。ロックディスタウン・ラッキーライラックあたりは進化するオルフェーヴル産駒なのでまだこれから先に楽しみがあるかもしれないが、リリーノーブルやマウレアやソシアルクラブあたりは凡庸に見えた。私が穴馬で抜擢したモルトアレグロは吉田隼人騎手の言によると1400がぎりぎりということでかなり短距離指向だろう。今年は牡馬の方ではキラ星のごとく大物が出てきているのだが、牝馬というと、、。
 とはいえ、昨年は逆で牝馬優勢と言われ、ミスエルテやファンディーナ、ソウルスターリングがもてはやされたが、1年たつと評価はまるで逆転し、レイデオロやスワーヴリチャードの方が評価されている。
 世代のレベルというのはことほど左様にわからないものではある。

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