今年は新種牡馬の当たり年で、多くの活躍馬が新たにターフに産駒を送り込んでいる。現在のところのファーストクロップサイアーランキングが以下だ。
順位 | 種牡馬名 | 出走回数 | 出走頭数 | 勝利頭数 | AEI | 収得賞金(万円) | 代表産駒 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ロードカナロア | 174 | 78 | 27 | 1.78 | 33861.5 | ステルヴィオ |
2 | ヘニーヒューズ(USA) | 221 | 78 | 24 | 1.36 | 25774.2 | ドンフォルティス |
3 | オルフェーヴル | 135 | 73 | 7 | 0.95 | 16837.9 | ロックディスタウン |
4 | エイシンフラッシュ | 276 | 88 | 19 | 0.74 | 15953.3 | コスモイグナーツ |
5 | ノヴェリスト(IRE) | 123 | 59 | 10 | 0.99 | 14151.9 | ヴァイザー |
6 | ハードスパン(USA) | 93 | 37 | 11 | 1.21 | 10939.7 | ダークリパルサー |
7 | ストロングリターン | 224 | 48 | 12 | 0.92 | 10724.2 | ペイシャルアス |
8 | エスポワールシチー | 137 | 41 | 17 | 0.96 | 9616.8 | ヤマノファイト |
9 | ローズキングダム | 172 | 40 | 7 | 0.58 | 5645.9 | アンブロジオ |
10 | モンテロッソ(GB) | 146 | 37 | 9 | 0.46 | 4183.7 | ビリーバー |
ロードカナロアがステルヴィオ、アンヴァル、ダノンスマッシュなどを送り込み堂々1位。ヘニーヒューズが続き、その次にオルフェーヴルだ。オルフェーヴルは2頭の重賞勝ち馬を出して成功にも思えるが、実は勝ち上がり率が悪い。200頭以上種付けし、この結果というのは案外だろう。ファーストクロップというのは種牡馬を売り込む際にとにかく大事で、それによって種付け料も決まってくる。社台グループとしては何としてもという思いで繁殖牝馬も集めてきた。
オルフェーヴル産駒成功をアピールするには阪神ジュベナイルフィリーズは絶好の機会にして今年最後のチャンス。ぜひとも勝たせたいのではないだろうか。