サラブレッドの走法を研究をしているが、最近一流馬の走法で気づいたことがある。進化するということだ。
オルフェーヴル、ドゥラメンテ、モーリス、これらに共通するのは、デビュー時はフットワークが硬く、体をうまく使えていなかったのだが、次第に柔らかくなっていた。だんだんと脚が高く上がるようになり歩幅が広がりぐんぐんと強くなっていった。
オルフェーヴル、ドゥラメンテ、モーリス、これらに共通するのは、デビュー時はフットワークが硬く、体をうまく使えていなかったのだが、次第に柔らかくなっていた。だんだんと脚が高く上がるようになり歩幅が広がりぐんぐんと強くなっていった。
なのでモーリスの全弟と聞いてルーカスには注目していた。たしかに、新馬戦ではモーリス同様に少し硬めだったルーカスであったが、東京スポーツ杯ではかなりトビが大きく改善されていた。たとえるならモーリスの古馬になったくらいのところまで、既に変わっている。
単純に言って、私から見るとすでに美しく素晴らしいフォーム。千切られたワグネリアンとも遜色ないものだった。モーリスはこの時期重賞で大敗するなど冴えなかったが、ルーカスの方が完成度は高いと見える。ホープフルステークスではさらに進化し、完成して出てくるのか、さらにはデムーロ騎手との新コンビでどんな走りを見せるか、今から楽しみだ。