ただ、28日ってみんな仕事してるよね?どうやって馬券買えばいいの?といった疑問を持った人も多いだろう。そう。一般的に28日木曜日は平日で仕事がある。市役所や区役所などの公務員の休日は、「行政機関の休日に関する法律」で決められていて、年末年始の休日は12月29日~1月3日となっている。業種によっては29日まで仕事というところも多いだろう。
本当に28日に普通に日中に競馬開催して馬券は売れるのだろうか?金杯が意外と売れているので、仕事の合間にネットで買う人が多いので大丈夫という声もあるが、競馬場がガラガラというのは盛り上がりに欠ける。それであればナイター開催にしてしまえば、仕事納め後に競馬場にという流れがひとつの風物詩になりうるのではないかと考えられる。
ただ、ナイターに関しては現行法規上認められない。日本中央競馬会競馬施行規程では、「第68条 競走の数は、1日につき12以内とし、日出から日没までの間に行う。」とあり、これの変更が必要となる。
では、29日にしてはどうだろうか?毎年29日は東京大賞典が大井競馬場で行われかなりの賑わいを見せている。もしかするとJRAが29日に設定しなかったのは、これに水を差さないよう配慮したのかもしれない。ただ、中央地方両方でG1を行い、相互発売すれば、JBCと同様に相乗効果がある可能性もある。
来年も28日は金曜日で同様の問題が起こることは確実。何らかの変更が必要ではないだろうか。
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