2018年最初の大きな注目レースは京都記念だろう。キタサンブラックが引退し、次に日本競馬界を背負っていくと目されるレイデオロがどのような競馬を見せるか注目は高まる。
ここ5年間1番人気馬が連対できず苦しんでいる。というのも3回は雨や雪が影響しての道悪馬場で行われていることが影響している。この時期の京都地方は天気が崩れやすいため馬場には注意が必要だ。
しかし、レイデオロが初戦に選んだ京都記念は、人気馬が次々と馬券圏外に吹っ飛んでしまう、名馬には鬼門のレースだ。
2008年ウオッカ 6着
2013年ジャスタウェイ 5着
2014年ジェンティルドンナ 6着
2015年ハープスター 5着
2016年レーヴミストラル 9着
2017年マカヒキ 4着
1番人気はここ5年で全て連対していないという恐ろしい記録だ。
京都記念がここまで波乱を呼ぶ理由はどこにあるのだろうか。ひとつは、雪が降りやすく馬場が荒れやすいということもあるだろう。冬場で馬体が絞りにくい時期というのもあるかもしれない。また、斤量が比較的メリヘリがつく計算方法で、人気馬が重い斤量を背負うこともあるかもしれない。ただ、それだけでは説明しきれない何かがありそうなのがこの京都記念。
レイデオロは当然1番人気に推されるだろうから、今年もこのジンクスが当てはまってしまうのか、、注目が集まる。
京都記念1番人気馬過去10年結果データ
京都記念 | 歴代勝ち馬 | 勝利騎手 | 人気 |
---|---|---|---|
2008年 | アドマイヤオーラ | 安藤騎手 | 1着 |
2009年 | サクラメガワンダー | 福永騎手 | 2着 |
2010年 | ブエナビスタ | 横山騎手 | 1着 |
2011年 | トゥザグローリー | リスポリ騎手 | 1着 |
2012年 | ダークシャドウ | 福永騎手 | 2着 |
2013年 | ジャスタウェイ | 内田騎手 | 5着 |
2014年 | ジェンティルドンナ | 福永騎手 | 6着 |
2015年 | ハープスター | 川田騎手 | 5着 |
2016年 | レーヴミストラル | 川田騎手 | 12着 |
2017年 | マカヒキ | ムーア騎手 | 3着 |
2018年 |