ここのところの競馬界は外国人騎手優位が定着してしまっていて、クラシックも外国人騎手が賑やかすものだが今年は若干様相が異なる。今年の有力馬はダノンプレミアム川田騎手・ワグネリアン福永騎手・ジャンダルム武豊騎手・ジェネラーレウーノ田辺騎手など日本人騎手がコンビを確固たるものにしている。
勢いデムーロ騎手・ルメール騎手のお手馬が若干手薄だ。そこでスプリングステークスは両騎手にとってパートナー決定のために重要な一戦になりそう。
ルメール騎手は一応ホープフルS勝ち馬タイムフライヤーがいるが、ステルヴィオも試しておきたいところだろう。来週の若葉ステークスの結果次第ではこちらとコンビの可能性が残っている。
デムーロ騎手はより深刻で、今のところめぼしい馬は、きさらぎ賞2着のグローリーヴェイズくらいで、他のトライアルにも有力お手馬がいない。ルーカスには大きな期待がかかるところだろう。
今年は早くもダノンプレミアム1強の様相を呈してきているので、ここで新星が誕生して、3歳牡馬クラシックの楽しみを膨らませてほしい。