スプリングステークス2018出走予定馬有力馬全頭総評：メンバーレベル微妙で穴馬台頭十分

　朝日杯2着という実績からすれば1番人気は当然か。ただ、ロードカナロア産駒で、距離延長は微妙な要素。コスモス賞で1800で勝っているとはいえ、そのときは相手も弱かった。また、朝日杯の際にもルメール騎手がタワーオブロンドンを選択してしまっているところからも絶対的な存在ではなさそう。

　モーリスの全弟ということから注目の大きい馬。東スポ杯とホープフルSの内容から底が見えた感があるが、モーリスは古馬になってから台頭したように成長力がある血統。父スクリーンヒーローも晩成だった。3か月の休養を経てどんな馬体になっているか注目したい。

　昨年スプリングステークスを制したウインブライトと同じ若竹賞を勝っての参戦。中山1800は特殊な小回りコースのため、適性を持っている馬が台頭しやすいリピーターコース。ウインブライトはその後中山記念も制している。それに続ける可能性がある馬。

　セントポーリア賞を制し、久々に地方馬から有力な馬が現れ注目を集める。ただ、前走負かしたメンバーがその後勝てないところを見るとさほどレベルは高くなかったか。

　人気のステルヴィオは朝日杯でダノンプレミアムに大差をつけられており、ルーカスも東スポ杯でワグネリアンに歯が立たなかった馬。そういう意味ではトップクラスからは一枚落ちるメンバーで、どの馬にもチャンスはありそう。