天皇賞春2018データ:クリンチャー三浦皇成騎手はG1で勝負弱い?過去5番人気以内の出走レース検証

 武豊騎手騎乗停止によりクリンチャーは三浦皇成騎手に乗り替わりとなった。三浦皇成騎手といえば、つい先日も大阪杯でボウマン騎手の代打を務めてシュヴァルグランに騎乗した。残念ながら結果は4番人気13着と大敗。
 長らく若手ナンバーワンとして期待されながら、未だにJRAG1を勝てていない三浦騎手。G1では勝負弱いという印象があるがデータではどうなのだろうか。
 クリンチャーもかなりの有力馬で5番人気以内は確実と思われるので、三浦騎手が5番人気以内の有力馬に騎乗したときに絞ってデータを探ってみた。

年月日 レース名 馬名 性齢 枠順 人気 着順
2009.11.22 マイルチG1 スマイルジャック 牡4 5 4 6
2010. 6. 6 安田記念G1 スマイルジャック 牡5 2 5 3
2011. 5.22 優駿牝馬G1 バウンシーチューン 牝3 3 5 17
2011. 6. 5 安田記念G1 スマイルジャック 牡6 3 3 3
2012.12.23 有馬記念G1 エイシンフラッシュ 牡5 2 3 4
2013. 4. 7 桜花賞G1 クラウンロゼ 牝3 3 5 16
2013.11.10 エリザベG1 アロマティコ 牝4 7 5 3
2014.10. 5 スプリンG1 グランプリボス 牡6 14 4 4
2015.12.13 阪神ジュG1 アットザシーサイド 牝2 9 4 5
2018. 4. 1 大阪杯G1 シュヴァルグラン 牡6 4 4 13


 まずサンプルが非常に少ないことに驚いた。2012年以降は年に1度程度しかチャンスがなかったようだ。このデータだけではなんともいいようがない。
 三浦騎手は若手ナンバーワンの期待が寄せられていたという前提自体が正しくなかったのかもしれない。そしてデータからわかることは、2番人気1番人気は経験したことがないということ。単勝オッズという意味でもアットザシーサイドの阪神ジュベナイルでの8.5倍が一番低かったオッズ。
 今回のクリンチャーは恐らくそれを下回るオッズになることは間違いなさそうなので、今回の天皇賞春が今までで一番の有力馬に乗るということになる。G1で勝負弱いなんていう評価はまだ可哀そうだ。今回のチャンスをつかんでほしい。

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