天皇賞春2018武豊騎手不在ゆえの波乱展開も!ペース判断が乱れて前残り展開も?

 筆者は元ダービーニュースの記者であった伊藤友康氏の解説書から競馬のいろはを学んだが、そのレース展開に関する章にこういった趣旨の一説があったと記憶している。
 「岡部幸雄騎手が出走しているレースというのはレースの"核"ができて、展開がしまった良いレースになる。」岡部騎手のような一流ジョッキーはペース判断がしっかりとできているので、他の騎手は岡部騎手の動きをマークし参考にしながらレースを進める。岡部騎手はペース判断を間違うことはないから、おかしなレース展開になりにくいという。
 今、この岡部騎手にあたるのが武豊騎手。その体内時計の正確さは有名で、ペース判断を間違うということは考えにくい。それが有力馬クリンチャーで出走となれば、武豊騎手の位置取りや動きを参考にレースを組み立てようとしていた騎手もいるはず。そのレースの核たる武豊騎手が出走できなくなるとどうなるだろうか、、
 例えば、今年は恐らくヤマカツライデンやトミケンスラーヴァといった馬が離し逃げを打ちそうだが、どのタイミングで仕掛けて追い出すかといった判断も武豊騎手であれば間違えることはなかったはず。他の騎手では判断ミスの可能性は高くなるだろう。
 いずれにしても、ただ1頭の出走馬クリンチャーの騎手が乗り替わったという以上に大きな影響を与えるだろうことは予測しておきたい。

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