日本ダービー2018馬場型予想:夏影本命ジャンダルム「府中高速馬場でスピードが活きる」

先週のオークスはアーモンドアイが2.23.8の好タイムを叩き出し、リリーノーブルに2馬身差をつけて完勝した。
サヤカチャンの叩き出した前半ラップは59.6。
しかしながら、ランドネが1秒以上の差を付けられていた事を考えると、サヤカチャンは1頭だけ別の競馬をし(笑)、ランドネ以降の馬は実質 "ややスロー気味" の流れの中での競馬という認識で良いだろう。

2着~4着馬の道中の位置取りをみると、2着馬リリーノーブルは3番手、3着馬ラッキーライラックは4番手、4着馬レッドサクヤは7番手で、いずれも上がりタイム2位の33.9を叩き出している...つまりが、前にいたサヤカチャン、ランドネ、カンタービレが脱落しただけの話で、基本的には前は止まっていない。
勝ち馬アーモンドアイは、道中6番手から1頭だけ33.2次元の末脚を見せている。
ステイヤー色の強いサトノワルキューレは、勝負所で全くポジションを上げられず、明らかに "スピード負け" のアクション。
スロー気味ではあるが、おそらくはランドネの前半通過ラップは1.01.0前後で、極端に落ちている訳ではない。
それでいて、この上がりタイムと勝ち時計だ。
立派な高速馬場と言って良いだろう。
オークス予想の時点では体力色を重視してしまったが、実際にはマイラー的なスピードやキレが問われたレースだった。

水曜木曜は雨予想になっているものの、金曜日以降は晴天に恵まれそうなので、オークスと同じような物理条件が問われるものと仮定して予想してみたい。

◎ジャンダルム
皐月賞の予想の段階で評価した通り、スピードや反応の鋭さはおそらく世代トップクラスとみる。
一度、スピードの生きる府中の根幹距離G1を走らせてみたいと常々思っていたが、やっと念願が叶うところまで無事漕ぎ着けた。
どんなパフォーマンスを見せてくれるか、今から楽しみである。
デイリー杯では、世代トップマイラー達を相手に完全にトップスピードで圧倒。
ホープフルSでは2着に敗れたが、あのタフな流れの競馬で大外をぶん回し、堂々と力で勝ちをもぎ取りにいけるだけの力量を見せた。
これらの内容に偽りが無ければ、例えダノンプレミアムが相手であっても、十分に勝ち負けになると信じる。

○ダノンプレミアム
力量に関しては、今までの競馬を見れば一目瞭然。
今さら語る事もあるまい。

▲アドマイヤアルバ
母系の色が出ており、本来ならスピードやキレを生かしたいタイプだが、力勝負の競馬を強要されて、自分の競馬に持ち込めずに歯痒い結果が目立つ(笑)。
前走にしても、3コーナーから早めに外から捲って脚を使ってしまったが為に、ゴール前で止まってしまっている。
道中は流れに任せて、仕掛けをギリギリまで待つような競馬でパフォーマンスアップが見込めると見る。

皐月賞馬エポカドーロは、スピードやキレが重視される条件で疑問が残る。
皐月賞で高い評価した通り、力量は高いので掲示板は十分にあるが、適性が合わず歯痒い競馬となりそうだ。
道悪の条件が欲しい。

異色の参戦馬テイオーエナジーは、皐月賞がダート質に近い物理条件だっただけに、そちらに参戦して欲しかった。

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