ヴィクトリアマイル2018血統予想:下彦本命リスグラシュー「どんな流れにも対応」

◎リスグラシュー
カワキタエンカやアエロリットがどう前を牽引するのかによって考えも変わるわけですが、少なくともハイ・スロー・TS持続力戦・流れての持続力消耗戦等どんな流れでも対応してきそうな堅実さという点で人気でも本命。
全12レース中10走が重賞で(3-4-3-2)、内マイルは(2-3-2-0)で複率10割。常に高いステージで残してきた結果なので信頼度は別格。
ハーツクライ×アメリカンポスト(ネイティヴダンサー系)×ミラーズメイト(ネヴァーベンド系)×リファール(ND)でリファールのクロス4×4。どう見ても距離伸ばして良さそうなイメージですがリファールのクロスもありますから、距離の融通性という点からもどちらかと言うと中距離未満に適性を示しているのかもしれません。ある程度ペースが流れた方が良い結果に繋がると思いますが。

◯レーヌミノル
検めて血統を眺めていると父はマイルG1を3勝したダイワメジャー、母父にマイルG1を4勝したタイキシャトル・・とこの上ない組み合わせ。両頭共に激流でも先行してグイグイ押し切るレースが身上の馬でした。当馬は桜花賞を勝ち不適なクラシック戦線に乗った為、中途半端な使われ方をしてきましたが、やはり生まれ持った地のスピードを生かせるスプリントからマイルで、且つハイラップ消耗戦がベストの馬かと思われます。カワキタ、アエロ或いは他がグイグイ飛ばしてくれて全体的に流れればという前提ならチャンスありで人気的にも・・。

▲ミスパンテール
4連勝といっても・・・
阪神牝馬S 37.2-33.8
京都牝馬S 36.1-34.7
ターコイズ 35.9-34.7
清水S 37.0-33.8

と、3F前後半は緩めのスローばかりで流れて果たしてどうなのかというところですが・・

血統は、ダイワメジャー×シンボリクリスエス×マルゼンスキー×シルバーシャークで母方はロベルト系×ニジンスキー系×マンノウォー系のタフネス型で、メジャーエンブレムの様なレースも出来るのではと思わせる様な構成。2代母ジョウノマチエールからは富士S、東京新聞杯、京王杯SCの府中の3重賞を制したウインラディウスがいます。ターコイズSなどはスローながら2F以降は11秒代の一貫ペースでゴール前で最後もう一伸びグイッと来ているところからも一介のスロー専門とも思えず、ダイワメジャー産駒らしからぬ追い込み、差し、逃げと多面的なレースが出来ているところからも応変に対応してきそうということで対抗。人気の未知数な馬を買うという点では妙味0ですが。

△レッドアヴァンセ
先週NHKマイルC3着のレッドヴェイロンの半姉にあたり、母エリモピクシー(ダンシングブレーヴ×テスコボーイ×ヴェイグリーノーブル)の仔は京都、府中、新潟等ロングストレートでスピードの持続性を求められた時に勝てない迄も好走してくるのが特徴。阪神牝馬Sはミスパンテール同様、ただの前残りと捉えると危険。再度積極的なレースをしてくるなら。

△ジュールポレール
前走阪神牝馬Sは久々ながら0.2差5着と好走。立ち回り上手でスパっとはキレませんが確実に伸びてくるのが良いですね。全マイルは(4-1-2-2)と堅実。ディープ×エリシオ(フェアリーキング)×ミスプロ×ホイストザフラッグ(リボー系)。半兄にマイルCSを制したサダムパテックがいます。今迄のマイルはスローばかりでしたが血統的に早くなっても良い筈で新たな強さが浮き彫りになる事も。

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