キセキ@デムーロ騎手
1馬の能力・走法
2今回の戦法は
3展開が向くか
4初斤量
今回、キセキは後方からのレースになると思います。前走の日経賞で途中からハナに立つ競馬で失敗しています。折り合い難が最大の課題と陣営も意識したようで、3200の天皇賞春の回避を決定。宝塚記念に目標を絞って、後方で我慢する競馬を叩きこんできました。なので、いくらデムーロ騎手とはいえ、その場の判断で前に行くということはできないと思います。
では後方からの競馬で差し切れるかどうか。今の阪神の芝はかなりの高速馬場でそもそも先行馬有利。さらに宝塚記念の内回り2200は差しにくい。
というのも内回りの4コーナーは鋭角なコーナー。3コーナー過ぎから加速していくと、コーナーで大きく外に振られて距離ロスが生まれる。逆に4コーナーを回ってから追い出すと直線は350mしかないので届かない可能性が高い。
いずれにしてもどう乗るか非常に難しくなると思います。逆にこれを天才デムーロ騎手がどう乗ってくるかは大きな注目ポイントといえますが、私は非常に難しいと思います。