「外国馬は日本の高速馬場は苦手だから軽視でOK」
こんな気軽な考えでラッキーバブルズを切ってしまうと痛い目に合いそう。というのもスプリントG1は中長距離のような切れ味を求められる競馬にならないから外国馬でも十分対応できる。特にスプリンターズSは体重が重い馬が勝つデータがあり、ガチムチの香港馬には得意な舞台だ。
実際スプリントに関しては香港馬が何度も制してあっと言わせている。香港はスプリントに限っては日本よりレベルが高い。ロードカナロア以降そこまでレベルが高くないスプリント路線ならくみしやすいはず。
昨年のブリザードを忘れてしまっただろうか。12番人気の低評価ながら外から追い上げてあわやと思わせる5着。ラッキーバブルズはブリザードとは香港で何度も対戦しているが、大体どっこいどっこいの互角の勝負をしている馬。さらにこの雨で道悪になりパワーをより問われるレースになれば、また一発があってまったく不思議ない。