ジャパンカップ2018外国馬:愛ダービー馬カプリを送るクールモア&オブライエンはジャパンに本気!

 クールモアの良血馬「ジャパン」という名前の馬がアイルランドで勝ち上がったとのニュースがあった。


 これが象徴しているのかどうかだが、どうやらクールモア&オブライエン厩舎は最近ジャパンに本気モードのようだ。以前は日本競馬にほとんど関心がないとされ、2004年のパワーズコートだけしか出走馬を送り込んだことがなかったのだが、ここへきて2年連続。アイダホ、カプリとなかなかのレベルの馬を送り込んできた。どうやら考え方が変わったようだ。

 というのもクールモアスタッドで繋養している種牡馬はガリレオ・モンジューなどほとんどがノーザンダンサー系。日本で主流になっているヘイルトゥリーズン系、サンデーサイレンス系、ディープインパクト系の血に注目してきているとされる。それを象徴するのがサクソンウォリアーで、オブライエン厩舎はこのディープインパクト産駒で今年英国2000ギニーを勝った。
 
 ジャパンカップが外国馬招待に難航を極めている昨今で、クールモアが関心を持ってきてくれていることは一筋の明るい光だろう。
 愛国ダービー馬のカプリが日本の馬場に適応してくれるかどうかは全く未知数だが、温かく見守りたい気持ちだ。

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