この秋競馬最大の話題となっているのは、やはり外国人騎手の上位独占。毎週のように、ルメールマジックだ!モレイラマジックだ!といった言葉が駆け巡り、とりあえず外国人を買っておけといったムードさえ漂っています。
実際にオッズを見ていても、え?この馬がこんなに人気なの?と思って騎手欄を見ると、ああルメール騎手だからか、そりゃあ仕方ないということがしばしば。
まあ実際に勝ってしまうことも多いのですが、さすがに過剰人気で、馬券妙味は薄れてるのでは、と思えてきます。
そこで、データ調査してみました。外国人旋風と騒がれ始めた今年10月から11月にかけてのルメール騎手・モレイラ騎手の騎乗全レースの回収率です。
ルメール騎手(148戦43勝)
単勝回収率129% 複勝回収率93%
モレイラ騎手(101戦25勝)
単勝回収率91% 複勝回収率93%
これは素晴らしい数字ではないでしょうか。特にルメール騎手の数字は、これだけ騒がれていて、オッズが低下する中、それでも追いつかないくらいに勝ち続けている証拠です。これならアーリーアダプターではなくても儲けることができた、つまり、みんなが騒ぎ始め、とりあえずルメールを買っておけと言われるようになった後から買い始めた人でも儲かっていたということです。
今からでも遅くはない?外国人騎手を買うしかない?