【道悪プラスの馬】
オジュウチョウサン
地面を掘るような走法。お世辞にも切れ味があるようには思えず、どちらかというとパワータイプの走り。実際に東京ハイジャンプでは2秒ちぎる大差勝ちを演じていてかなり得意。
クリンチャー
いわずと知れた道悪巧者。首が高めで少し硬い走り方をするだけに道悪では必ず浮上する。京都記念ではレイデオロとモズカッチャンを負かしている。ただ、これは誰もが知っている巧者だけに、道悪になったら人気も上昇してしまうこと間違いない。馬券妙味はないだろう。
マカヒキ
意外なところで抜擢したいのがこの馬。ダービー馬で切れ味鋭いという印象があるかもしれないが、走法からパワータイプ・道悪巧者ではと見ていました。この秋天皇賞秋で初コンビを組んだときの武豊騎手のコメントも印象的。意外とパワータイプ、とのこと。血統的にも姉のウリウリなどは道悪巧者でした。昨年天皇賞秋の5着も、上りは速かった内容からもこれは注目。
モズカッチャン
これもパワフルな掘る走法なのでパワーがありそうだと睨んでいましたが、確信したのは京都記念。4着ではありますが、雨で馬場がかなり悪化した最内をずっと回ってきてのもの。デムーロ騎手も馬場の悪いところを通っても大丈夫という手ごたえがあったのではないでしょうか。へこたれずに伸びてきました。重馬場の秋華賞でも3着健闘していますし、フローラステークスも直前まで稍重だった馬場の最内を回ってきてのもの。500万勝ちもかなり悪い馬場でのもの。
ハービンジャー産駒というのも道悪巧者が多い印象があります。