朝日杯フューチュリティステークス2018必勝法!グランアレグリアが過剰人気する理由「POG・一口馬主・競馬ファン心理」

 私は2歳戦予想を専門に行っていますが、その理由のひとつは、2歳戦のオッズの方が与しやすいというのがあります。
 昨今は競馬ファンの予想レベルがどんどんと上がってきていると感じます。例えばこのレースは逃げ馬が有利そうだなと思ってオッズを見ると思ったよりだいぶ低い。このレースは外枠が有利そうだなと思ってオッズを見ると、外枠は軒並み売れて、オッズが下がっている等々。

 しかし、今でも2歳戦には穴があります。というのは、無敗馬、底を見せていない馬、馬柱が汚れていない馬、良血馬、名門厩舎の馬、などが過剰人気します。地味なタイプは美味しいオッズになるので、私も100%超えをキープできているのです。

 なぜ2歳戦だけ、競馬ファンの予想レベルが上がらないのか。

 私はそもそも競馬ファンは、2歳戦に関しては、「予想」さえしないことが多いからではと分析しています。

 競馬はギャンブルであると同時にスポーツです。新世代にはスーパースターの誕生を期待してしまいます。ましてやマスコミであれば、まだ未来があり、超大物の可能性がある馬の報道を中心にするのが当然です。
 その場合、馬柱が汚れている、500万で5着の経験とかがある馬は選ばないでしょう。レース内容はさておき、2戦2勝でまだこれから何連勝するかわからないぞといった馬に期待します。その期待が馬券に投入されます。応援馬券と呼んでもよいかもしれません。

 最近それに拍車をかけているのがPOGや一口馬主の隆盛です。超良血馬や名門厩舎の馬には、何千何万人といったペーパーオーナーや一口馬主が存在しますから、それらが1000円ずつ応援馬券を仮に買っただけでもオッズは動くと思われます。
 地味な馬にはそういうお金が全く投入されないため、馬券的には美味しいものが獲れるのだと考えています。

 そういう意味では、グランアレグリアはやはりかなりの派手なタイプでしょう。今をときめく人気一口馬主サンデーレーシングの持ち馬。名門藤沢厩舎。ディープインパクト×アメリカG1馬という超良血。2戦無敗。35年ぶりの牝馬制覇という記録までかかる。

 典型的な過剰人気を背負うケース。これを利用して美味しい配当にありつきたいものだが、ただ、グランアレグリアは強いからなあ、、。

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佐々木主浩オーナーの馬券

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