オサイチジョージ、 メジロライアン、ダンツシアトル、マーベラスサンデー、サイレンススズカ、メイショウドトウ、ダンツフレーム、エイシンデピュティ、ナカヤマフェスタ、アーネストリー、ミッキーロケット
こう並べて見ると、全体的に、決め手不足、ナタの切れ味タイプの馬、という感じがしないでしょうか。
やはり宝塚記念の特徴として、梅雨時の荒れた馬場で、しかも直線の短めの内回りコースで、決め手不足がカバーされて、善戦マンでも手が届きやすいG1だということがあります。
そうなるとがぜん注目しないといけなくなるのがエタリオウですよね。
前走、なんだったんですかね?それこそ決め手不足のこの馬にとって一番やってはいけない後方ポツンだったと思います。
走法を見ても、やはり一流半の馬だなという印象です。首が高くてイマイチ体全体を使って走れないフォームで、ただそういう馬がハマる宝塚記念です。こういう走法でここまで頑張れているということは心肺機能等も高いんだと思います。
前回、溜める競馬で失敗してしまっているので、また同じこと、というのはないでしょう。実は前々走では深いブリンカーをつけて引っ掛かるという真逆の失敗もしているんですよね。2度失敗すれば、今度こそうまい具合にこの馬の力を引き出す競馬ができるはず。今回は距離が短くなるので、深いブリンカーくらいで個人的にはいいと思いますし、気が勝ってきているので、これくらいの距離がハマるかもしれません。