ルメール騎手秋G1騎乗馬予想
秋のルメール騎手について現在発表されているのは、神戸新聞杯にサートゥルナーリアで、ということのみ。このレースのサートゥルナーリアの走り次第で、色々とプランが変わってくるからだろう。
レース名 | 騎乗想定馬 |
---|---|
神戸新聞杯 | サートゥルナーリア |
スプリンターズS | ディアンドル |
凱旋門賞 | フィエールマン |
秋華賞 | コントラチェック |
菊花賞 | ランフォザローゼス |
天皇賞秋 | アーモンドアイ |
エリザベス女王杯 | コントラチェック |
マイルCS | グランアレグリア |
ジャパンカップ | サートゥルナーリア |
香港カップ | レイエンダ |
香港ヴァーズ | アーモンドアイ |
有馬記念 | フィエールマン |
まず、サートゥルナーリアが圧勝した場合は、そのまま菊花賞で騎乗することになろう。よもや負けるようなことがあると、天皇賞秋が現実的。そうなると優先順位1位であろうアーモンドアイとバッティングするため手放さざるをえない。その間、辛勝したということになると、菊花賞・天皇賞秋をスルーしてジャパンカップへということもなくはない。レイデオロは実際にこのローテを踏んでおり、レースごとに間隔を取りたいサートゥルナーリアとしては選択肢に入るだろう。そうなるとルメール騎手も手放さずに済む。
そうした場合、菊花賞はどうなるかというと、ランフォザローゼスが考えられる。過去に2度騎乗しており、ラストグルーヴ産駒の良血で秋に成長も期待できるからだ。
エプソムカップを快勝したレイエンダに関しては毎日王冠で復帰とだけ発表され騎手は決まっていない。これは同日の凱旋門賞にフィエールマンで参戦するため。
現在スプリント路線は手薄で、タワーオブロンドンがいるくらい。3歳トップと目されるディアンドルに騎乗の可能性はあるが、前哨戦キーンランドカップはフィエールマンの札幌記念と同日のため騎乗できない。グランアレグリアでスプリンターズステークスというウルトラCもゼロではないのではと思う。
というのも牝馬路線には、オークスで騎乗を予定していたコントラチェックがおり、これと使い分けるためには秋華賞路線ではなく、短距離路線というのがルメールファーストの観点からは考えられるからだ。